【ハイキュー!!】これを愛と呼ぶなら。#4 (ページ2)

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時刻は午後6時半。

_________ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

家のチャイムが鳴る。

夜ご飯の支度を終え、テーブルにはお箸とお皿が2人分。

テーブルの真ん中には、こんもりと盛られた唐揚げが

まだ湯気を立てて、出来立てであることを知らせている。

_________ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

もう一度、チャイムが鳴った。

Aはもう一度無視し、台所で手を洗う。

______ﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝﾋﾟﾝﾎﾟﾝ

A「わーーー！！」

連打が始まったため、

観念して玄関までﾊﾟﾀﾊﾟﾀと駆けていった。

ドアを開けると、部屋着に着替えてオフモードの及川。

及川「わんっ」

______ﾊﾟﾀﾝ

及川「まってまってまってゴメン閉めないで！

　そんな顔で見ないで！そんな顔でドア閉めないで！」

閉めようとした扉の隙間に、

手を突っ込まれて閉められない。

可愛く犬のマネされたって、

素材が180cm越えのパワー5リラなんだから正直…

及川「ねぇ今絶対失礼なこと考えてるデショ！」

所詮Aが男の及川に力が及ぶはずもないので、

諦めて部屋の中に入れた。

A「そんなことないよ。可愛くないなって思っただけで」

及川「それはAにとって失礼に当たらないのかな⁉」

及川を部屋に招き入れ、洗面所で手を洗ってもらう。

A「なんで犬なの」

及川「えー？犬にあげるんでしょ、ご飯」

なるほど、そうゆうこと。

あんまり楽しそうに言うもんだから、毒気が抜かれた。