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ゴクン…と唾を飲む音がする。
微妙な沈黙が流れる…。
その沈黙を、打ち破った男が1人。
…田中が、仁王立ちになってやけに深刻そうな顔をしている。
A「(嫌な予感しかしない…)」
田中「第1回…チキチキAの隣で寝るのは誰だ⁉
じゃんけん大会〜〜〜！！！！！」
「「「うおぉぉぉぉぉぉ！！！！！！」」
Aは、盛り上がる部員たちを白い目で見ていた。
それに気づいた縁下。
縁下「…A…いいのかアレ…」
A「…ワタシは眠れたらイイデス…」
_______________________
白熱するじゃんけん大会(第1回)を制したのは、
大して盛り上がっていなかった月島。
Aは端っこ、左隣には月島になった。
______________________
眼鏡をしていないこと、
部屋が暗いこと、
よく見えていないが、この状況はよくわかる。
Aが、月島の布団に入ってきている。
月島「…寝相悪すぎデショ」
ぷにぷにしてそうなAのほっぺを
ぐにーっと伸ばすと、
A「…んぐぐ…それ…私のぉ…」
月島「ﾌﾞﾌ、…」
眉間にシワを寄せて唸るAが面白くて、
つい大きな声で笑いそうになるのを堪えた。
指で眉間のシワを伸ばしてやる。
_________そういえばこの人、よく人に頭撫でられてるよな
そんなに撫でやすい頭なのか
ふと、そう思って頭にポンと手を乗せて撫でると
A「んぅ…ふふ…」
月島「！」
寝ているはずなのに、ふにゃっと笑って
どことなく気持ち良さそうな顔をするA。
多分、今自分の顔が赤くなっていることが
こんな暗がりでもわかる。
___________…あぁ、
皆がこの人の頭を撫でたくなる理由が、わかった気がする。
___________…かわいい、
月島は、くっついてきたAの頭に顎を乗せて、
そのまま眠りについた。
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あづ - クロのセリフで「酸素を回せ」が抜けていると思います。急にすみません。 (2019年12月13日 23時) (
レス) id: a7b80352aa (このIDを非表示/違反報告)
みさお - 続編！まってました！！！スガさんすき！ (2019年11月10日 11時) (レス) id: c0cfdfe5c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カカシ | 作成日時：2019年11月10日 11時
