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Aと電話を切って、
画面に表示されている名前を、しばらく見つめていた。
Aは、俺をバレーボールに引き込んだ張本人だ。
ずっと一緒だった。
Aは、「女子じゃモノ足りん」と言って
バレーも男子に混じってやってた。
男子とか女子とか関係なく、Aは桁違いにうまくて。
A はセッターをやっていたけど、
サーブもブロックもばしばし決めるし、
何より、ゲームメイクの仕方が圧倒的にうまかった。
そんなAの事が好きだと気づいたのは、
俺が小学3年の時。
バレーのチーム内で、Aが4年生の男子と喧嘩した。
理由やきっかけは忘れたけど、
A『鉄ちゃんのことそんな風に言わないで！』
って、Aが泣きながら、
めちゃくちゃ怒ってたのは覚えてる。
そん時に、胸がぎゅうってして、
あぁ、俺この子のこと好きなんだって気づいた。
けど、"気づいた"ってだけで、
多分本当は、公園でAが話しかけてくれた時から、
___________俺はすでに、Aに惹かれていた。
だけど、この"幼なじみ"の関係を崩したくなくて、
これでいいのだ、と思い込ませて、
結局気持ちなんて伝えられないまま、
Aは俺の前から姿を消した。
あの時は、三日三晩泣き喚いた記憶がある。
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あづ - クロのセリフで「酸素を回せ」が抜けていると思います。急にすみません。 (2019年12月13日 23時) (
レス) id: a7b80352aa (このIDを非表示/違反報告)
みさお - 続編！まってました！！！スガさんすき！ (2019年11月10日 11時) (レス) id: c0cfdfe5c5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：カカシ | 作成日時：2019年11月10日 11時
