【ハイキュー!!】これを愛と呼ぶなら。#2

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俺のシューズケースについている、


青いイルカと色違い。





___________まさか、な。






黒尾「烏野の人ですか？」




と声をかけると、




パッと振り返った彼女は、




A「あっハイ！おはようござ…」




紛れもなく、





黒尾「A…？」






俺の幼なじみで。








ずっと一緒だった。



ずっと好きだった。




けど、ある日突然俺の前からいなくなった。









その、彼女が。






A「鉄ちゃん…？」







___________いま、目の前にいるのだ。





それから、準備を一緒にするが、

約5年ぶりの再会だと言うのに、




A「もう！ちゃんと準備してよ！」



当の幼なじみは冷たい。




普通こーゆう感動の再会って、

なんかいろいろ感極まって泣く、とかさ、

なんか、そんなんあんじゃねーの。



烏野との試合が始まる時も、

烏野にあと1人マネージャーがいることに気づいて、


すぐにAを交渉した。





___________Aに、俺だけ見ててほしくて。







A、俺あれからさ、

1人時間差、完成させたんだ。


　

研磨だって、なんだかんだバレー続けてんだよ。


あんなに嫌々だった、あの研磨が。





烏野との5試合を終えて。

新幹線に乗って東京へ帰る。


用意されてた飯を食って、

風呂に入って、



髪の毛をさっと乾かしてから、


ベッドに寝転んで電話をかけるため携帯を開く。







発信先はもちろん、




今日追加された"椎名A"

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