【ハイキュー!!】これを愛と呼ぶなら。 (ページ2)

今日:6 hit、昨日:11 hit、合計:293,359 hit

…2 ページ2

A「そーいや、今年入部の

　新入生ってどんな子達ですか？」

お昼休みに潔子さんにさらっと人数だけ

言われていたけど、名前聞いてなかったんだよな。

澤村「4組のツキシマってのと、ヤマグチ。

　この2人は今日は来てなかったけど＿＿」

田中「カゲヤマと、ヒナタってやつ！

　 A、お前も去年の大会見てただろ!？」
　

澤村の言葉を遮って、

田中が食い気味で話していたことよりも、

見知った名前にビックリして。

A「えっ、飛雄！？」

田中「えっ、やけに親しげ！？」

菅原「えっえっ、Aって影山と知り合いなの？」

菅原が首をコテンと倒して聞いた。

A「知り合いも何も･･･

　中学の時の後輩です」

「「「ええええぇぇぇぇぇ！！」」

一同の絶叫が、静かな夜に響いた。

　
菅原「あっ、そーいや前にA

　北川第一出身って言ってたよな！？」

澤村「あー、そういえばそんなこと…」

田中「えっ待って俺それ知らな･･･」

A「まぁ、そうですね。」

田中「えっ、無視！？」

澤村「ヤメロ田中抜ぐな！」

うぉぉぉなんで俺だけぇえ

と、叫びながら

着ていたジャージを振り回す田中を横目に、

皆で一緒に見に行った中学の総体を思い出していた。

”ヒナタ”

名前は知っている。

1回戦で北一と当たってぼろ負けしてたけど、

あの空間を裂くような圧倒的存在感は忘れられない。

まだまだ伸びしろしかない未熟さ。

絶対に下を向かない不屈の精神。粘り強さ。

おそらくあの場に居た誰よりも高い、跳躍力と

あの場に居る誰もが追いつけない、スピード。

１人じゃまだ未熟かもしれない。

だけどそこに、あの天才の力が加わるなら…

A「なんか、おもしろくなりそうですねっ！」

＿＿＿＿＿＿ああ、すごく

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ワクワクする