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国見「てか、コートは?マフラーとかは?」



さっき携帯でちらりと見たら、



〈ー2℃〉



冬の宮城を舐めちゃいけない。




Aさんは、ハッとした顔をして、



A「急いでたから部室に忘れちゃったー」



と笑った。




でも、走ったからあったかいよ!




と笑うAさんに、





国見「…ばか」





自分のマフラーを解いてぐるぐる巻いてやる。



Aさんの冷え切った手を握って、

ポケットに入れてやると、



A「国見ちゃんの手あったかー」



とほこほこして言った。



家くる?と言われて、

お言葉に甘えてお邪魔する。


簡単なので悪いけど、と

並べられた夕飯を食べて。





ソファに2人並んで座った。





A「…もう一度、よろしくお願いします

  …彼氏さん」




Aさんが、俺の肩に頭をもたげた。






国見「こちらこそ、よろしくお願いします。彼女さん」





手で顎をすくって、こちらを向かせると、





国見「!」





ふふ、と笑ってAさんは静かに目を閉じた。








国見「…次は、離しませんから」





と、耳元で言うと、







A「次は、離れませんから」







と、目を閉じたまま言う。









______…あぁ、ほんと、









国見「……すき…」









目を閉じるAさんの唇に、

そっと口付けた。

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カカシ(プロフ) - さむつむさん» いつもコメントありがとうございます(*´˘`*)国見ちゃん編、もう少し続きます。何卒お付き合いください(*´˘`*) (2019年12月27日 0時) (レス) id: 0f83681d36 (このIDを非表示/違反報告)
さむつむ(プロフ) - 最っ高です!!!!!さっきからずっと叫んでます!!! (2019年12月25日 16時) (レス) id: 0a4236f730 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カカシ | 作成日時:2019年12月11日 14時

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