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部活が終わって、皆で帰る。


今日は澤村が、肉まんを奢ってくれるというので

皆浮き足立って坂ノ下商店に向かっていた。


A「潔子さんとやっちゃんは?」

月島「反対方向だからって帰りましたよ」


と言われて、普通に落ち込んだ。


田中「大地さんアザーッス!」


田中を筆頭に、肉まんが皆の手に配られた。

いただきます、と言ってふがふがと温かい肉まんを頬張る。


程よい皮の甘味と、ぎっしり入った肉の旨味が

お腹を満たしていく。


食べ終わって、電車組で駅に向かう。

Aと菅原だけが、電車組で反対方向に乗るのだ。


その途中、Aの携帯が鳴った。


A「…あ」



画面に表示された、〈黒尾鉄朗〉の文字。


同時に、黒尾のメールに

全く返信していなかったことを思い出した。


菅原「A?」


菅原が、画面を見て固まるAの名前を呼んだ。



A「…あ、先行っててください!追いかけます!」

澤村「おー、じゃあ駅で待ってるなー」



澤村の言葉に返事して、

鳴り止まない携帯の、通話ボタンを押した。



A「も、もしもし!」


緊張か、久しぶりだからか。

心なしか、声が震えた。




黒尾〈よー、おつかれさん〉





携帯から聞こえる黒尾の声も、

ほんの少しだけ震えているように感じたのは、






私の気のせいか。

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カカシ(プロフ) - marindさん» marindさん、コメントありがとうございます(*´˘`*)黒尾編もう少し続きますので、是非お付き合いください(*´˘`*) (2020年1月2日 0時) (レス) id: 0f83681d36 (このIDを非表示/違反報告)
marind - 黒尾さんやばい!めっちゃカッコいいいいい!!! (2020年1月1日 18時) (レス) id: e8598985e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カカシ | 作成日時:2019年12月11日 13時

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