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__________

寝駒戦が終了して、

会場をあとにする。



日向「次どことだー?」


菅原「スゲー、もう次のこと考えてら…」



日向はぴょんぴょん跳ねて、他の試合を観に行った。




菅原「なぁ、A______」





隣で歩くAに、ドリンクをもう一度貰おうと話しかけた。





けど、




隣に確かにいたはずのAが、




突然、視界から消えて。






ドサっと大きな音がして、Aが倒れた。




菅原「A⁉」

澤村「A!おい、A⁉」



ゆっくりひっくり返すと、鼻血が止まらなくなって、

肩で苦しそうに息をしていた。



黒尾と弧爪くんが飛んできて、

俺たちを押しのけてテキパキと指示を出す。





______…その間、俺は何も出来なかった。






縁下「…3回目…」


黒尾がAを運んで、救護班が診る。

縁下が、絶望的な顔でぽつりと言った。








菅原「3回…?」








『3回目倒れると、命の危険があるとも言われています。』








あぁそうだ、今______…思い出した。









入部する時に、おそらく言いたくなかったであろうAが、


勇気を出してそう俺たちに告げたのだ。





黒尾「悲しむに決まってんだよ!!!」





黒尾の声が聞こえて、我に帰る。




黒尾「______…コッチは任せろ。


  だから______、頼むぞ」


澤村「______…あぁ」




黒尾の託された言葉に、大地が強く頷いた。







田中「…俺たち、何も出来ねぇのかよ」







田中も、縁下同様絶望的な顔をしてそう言った。








______…わかるよ、田中。









俺も、お前と同じ気持ちだ。

【頰を伝って】→←…3



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カカシ(プロフ) - marindさん» marindさん、コメントありがとうございます(*´˘`*)黒尾編もう少し続きますので、是非お付き合いください(*´˘`*) (2020年1月2日 0時) (レス) id: 0f83681d36 (このIDを非表示/違反報告)
marind - 黒尾さんやばい!めっちゃカッコいいいいい!!! (2020年1月1日 18時) (レス) id: e8598985e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カカシ | 作成日時:2019年12月11日 13時

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