【震える声】 ページ1
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黒尾「Aからメールが返ってこなくなって、
1週間が経ちました!」
昼休み。
いつも夜久と海と3人で机を囲って弁当を食べる。
机を叩いて語気を強めて言うと、
夜久が哀れな目で俺を見た。
夜久「嫌われたんじゃね?」
黒尾「ハイ!そこ、すぐそーゆうこと言わない!」
ビシッと指を刺すと、
めちゃくちゃイラついた顔でその指を力強く握られた。
海「なんか心当たりないのか?」
黒尾「心当たり…?」
_________…告白、したことくらいしか。
夜久「エッ お前いつの間に告白したの」
黒尾「何で知ってる⁉」
夜久「ウルセーよ全部声に出てたわ」
夜久がまた、イラついた顔で俺を見た。
…最近俺に冷たくねぇ?
夜久「で、何?フラれたの?」
夜久がメロンパンを頬張りながら、
ふがふがと聞いた。
海は傍でニコニコ笑ってミートボールを食べている。
黒尾「いや…返事はマダデス…」
夜久「だからじゃねぇの」
…まあ、多分そうだろうな。
頭を抱えて、ため息をつく。
席に座り直すと、海が
海「あ、研磨だ」
と言った。
声につられて廊下を見ると、
研磨がスマホを触りながら廊下を歩いている。
夜久「あ、黒尾、研磨また歩きスマホしてるぞ」
黒尾「何で俺に言うんだよ」
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カカシ(プロフ) - marindさん» marindさん、コメントありがとうございます(*´˘`*)黒尾編もう少し続きますので、是非お付き合いください(*´˘`*) (2020年1月2日 0時) (レス) id: 0f83681d36 (このIDを非表示/違反報告)
marind - 黒尾さんやばい!めっちゃカッコいいいいい!!! (2020年1月1日 18時) (レス) id: e8598985e0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カカシ | 作成日時:2019年12月11日 13時