検索窓
今日:2 hit、昨日:4 hit、合計:59,345 hit

…2 ページ2

_________


俺の家からAの家までは徒歩10分程度の距離。


飛び出そうな心臓を押さえつけて、

玄関のチャイムを押した。



A「あっ」



Aが、マスクと冷えピタをした状態で

玄関先に出てきた。


電話での声とは正反対に、

明るい声で「あがってー」と言われて、

リビングに通される。



及川「チョットなにこれ」



リビングのテーブルの上には、

プリンとゼリーのゴミが3個ずつ散らばっていた。



A「あっ、ゴメン」



Aは散らばったプリンとゼリーのゴミを片し、

俺にソファに座るよう促した。



このゼリーは俺があげたやつだけど、


プリンは…_________



及川「…誰か来てたの?」

A「え?来てないよ?」


及川「…なんで嘘つくの」



Aは、何?と訝しげに言って、

俺の隣に座った。



及川「じゃああのプリンは誰からもらったの?」

A「国見ちゃん」





…ほら。





俺のその顔に気づいたのか、

Aは慌てて「これ食べたのは私だよ⁉」と言った。


そもそも、国見ちゃんに電話してるの聞いて、

Aが風邪ひいてること知ったんだから。




…絶対、変な気は起こさないって決めてたけど。





国見ちゃんの方が先なんだって思うと、





ちょーっと、対抗心出ちゃうよねー…。

…3→←【直感】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
147人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:カカシ | 作成日時:2019年12月11日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。