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…3 ページ9

お付き合いする前に、

ちゃんと、今告白してくれている人、


断らなきゃと思ったんだけど。


春高終わるまで、待ったほうがいいかな。

変に心乱させちゃうかな。



なーんて。



余計なことを考えていたら、

あっという間に予選が終わって今に至る。




…ということを、ありのまま須藤に電話で告げると



須藤「待たせてるんだから、さっさと身辺整理しなさい」


とこっぴどく叱られた。




_________



叱られて数日経って、


及川と国見に断りの電話を入れた。





2人とも、すごく切ない声で「わかった」と頷いた。






_________…すごく、すごく胸が痛くなった。




_________




また、数日経って、



A「…うん…じゃあ、またね…」

黒尾〈おー、またな〉



通話を切って、

携帯に表示された、〈黒尾鉄朗〉の文字を見つめる。




大きくため息をついて、伸びをした。



A「…お…いてて…」



どうやらよほど緊張していたらしい。

肩がポキポキと音を鳴らす。









______…ありがとな、ちゃんとフッてくれて

 






黒尾の声が、頭の中にこだまする。



今までそんなに興味がなかったから、

淡々と口に出来ていた「ごめんなさい」が、



昔年の幼馴染みが相手となると、

こうも言いづらくなるものなのか。









…残すはあと赤葦だけ。




A「…つかれた…」




黒尾に断りを入れるのに、

自分でも驚くほどの神経を使っていたらしい。




A「また今度でいっか…」

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カカシ(プロフ) - みーこさん» みーこさんいつもコメントありがとうございます!菅原さんももう少し続きますのでお付き合いください(*´˘`*) (2020年1月1日 12時) (レス) id: 0f83681d36 (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - カカシさぁあああん....!菅原ver素敵すぎて本当にありがとうございますうう...!!! (2019年12月31日 22時) (レス) id: a2ff188f3c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カカシ | 作成日時:2019年12月11日 13時

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