検索窓
今日:7 hit、昨日:12 hit、合計:74,916 hit

【第2ボタン】 ページ22

______


式が終わって、クラス写真とかも終わって、

3年4人で、卒部式の会場になっている2年3組に向かう。


「ご卒業、おめでとうございまーす!!!」



澤村「ぅおっ!」

東峰「スゲー笑」



教室に入ると同時に鳴らされたクラッカー。


溢れかえる紙吹雪に加え、

教室には風船がいっぱい敷き詰められている。



田中「あー!!!!!」

縁下「うるさっ!なんだよ⁉」



田中が俺を指差して叫んで、

一気に視線が集まった。



田中「スガさん!だ、だだだ第2ボタ…!!!」

西谷「アッほんとだ!!!男のロマンじゃないっすか!!!」



相手誰っすか!!!と皆が騒ぎ立てる中、

俺はスッとポケットに入れたボタンを取り出した。



田中「あれ?ある…」


菅原「渡してないよ、渡す約束した子がいんの!」




そういうと、事情を知っているメンバーは

ニヤニヤとして俺を見ている。




菅原「なんだよお前らその顔ー!」


縁下「ま、まあまあ、じゃあ卒部式始めましょうか!」



縁下が仕切りなおして、ごまかしてくれた。




菅原「あれっ?」




教室を見渡すけれど、Aの姿が見えない。




澤村「Aは?」

縁下「あ、そういやさっき誰か先輩に呼ばれて…」


菅原「!」







______…誰だよ、そいつ








胸がなんとなくざわざわして、




菅原「…俺、ちょっと探してくるなー!先始めといて!」




教室から飛び出した。




影山「菅原さん!おっ、俺行きますよ⁉」

菅原「いいからいいから!」





主役の3年がいないと、

って引き止めてくれた、影山の静止を振り切って。









…俺はさ、Aがいないと始まらないんだ。

…2→←…5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (57 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
169人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 菅原孝支 , 烏野
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

カカシ(プロフ) - みーこさん» みーこさんいつもコメントありがとうございます!菅原さんももう少し続きますのでお付き合いください(*´˘`*) (2020年1月1日 12時) (レス) id: 0f83681d36 (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - カカシさぁあああん....!菅原ver素敵すぎて本当にありがとうございますうう...!!! (2019年12月31日 22時) (レス) id: a2ff188f3c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:カカシ | 作成日時:2019年12月11日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。