検索窓
今日:11 hit、昨日:12 hit、合計:74,920 hit

…2 ページ18




A「うん…ごめん…」

赤葦〈いいよ、言ってくれてありがとう〉



部活が終わって、お風呂に入って、

ご飯を食べてベッドに寝そべる。



時計の針は午後10時。

唯一まだ言っていなかった、赤葦に断りの電話を入れたのだ。





赤葦〈じゃあ菅原さんと付き合うの?〉





京くんの何気ない疑問に、




心臓がぐっと締め付けられる思いがした。





A「そ、の…つもり…だったんだけど…」

赤葦〈…なにかあった?〉



目の奥がじんわり熱くなってきて、

喉に何か詰まったようで言葉がうまく出なくなる。


京くんは、ゆっくりでいいから話して、と

待ってくれていた。



だから、話した。







"候補"取り消して、って言われたこと。







でも、端的に言えば、

これは私がフラれたという事実であって。



だんだん恥ずかしくなって、

やりきれなくなって無理やり笑って見せた。



A「な、なんかね、鉄ちゃんがさ、私と付き合ってるって

  学校で言いふらしてるらしくって!

  いっそその嘘、ホントにしちゃおうかなーなんて…」


赤葦〈…無理に笑わなくて、いいよ〉


A「…ぅ、」




京くんの、優しくて冷たい声が胸に染みた。





赤葦〈それと、黒尾さんにも失礼だから、

  そんなテンションで付き合わない方がいい〉


A「律儀かっ!ジョーダンだよ!」






______…半分…くらいは







赤葦〈Aは、その理由聞こうと努力した?

  菅原さんと向き合った?〉

…3→←【ぶつかれ】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (57 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
169人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 菅原孝支 , 烏野
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

カカシ(プロフ) - みーこさん» みーこさんいつもコメントありがとうございます!菅原さんももう少し続きますのでお付き合いください(*´˘`*) (2020年1月1日 12時) (レス) id: 0f83681d36 (このIDを非表示/違反報告)
みーこ(プロフ) - カカシさぁあああん....!菅原ver素敵すぎて本当にありがとうございますうう...!!! (2019年12月31日 22時) (レス) id: a2ff188f3c (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:カカシ | 作成日時:2019年12月11日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。