寝起き ページ6
部屋に入ると布団にくるまってるマホト。
サグワくんが起こそうとしたからかな？
「マホトー、起きてー、撮影するんでしょー」
なんて揺すると一瞬顔を出したマホトがこちらを見てまた布団に潜り込む。
「まーほーとー、今起きないならもう家来ちゃダメです」
「やだ」
「飲みにも行きません」
「やだ」
「じゃあ起きて」
むくっと起き上がったマホトはそれはずるいぞ、なんてわたしを軽く睨む。知らないもん。
ポンポンと隣を叩かれてベットに腰掛けると後ろから抱きしめられて倒れる。
「そもそもなんでいんだよ」
「マホト送ってきたらみんなに泊まってけば？って言われて」
「なんで俺と寝てないの」
「ジンと寝たし」
あーね、なんてそのあと喋らなくなったマホトに寝るなー！って大きめの声を出せば、不機嫌そうに起きてきた。
リビングに向かうと相馬さんが驚いたような顔をする。
「ほんとに起こした、、」
「えー！オネーサンすごいね！」
「いや、なんで普段そんなに起きないの逆に」
「眠いから」
「俺なんて凄まれたのに」
「ひどいね」
「ジンは？」
「うーん、昼前にどっか出かけてから見てないよ」
マホトの問いに相馬さんが答える。
ふーん、そうなんだ。
「A、飯作って」
「えー」
「泊めてやったろ」
「頼んでないよ、、」
まあ、いいかって冷蔵庫を開ければちょーっと不思議なものが色々入ってる。
何ができそうかを考えて、適当に見繕う。
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美月(プロフ) - 複雑な人間関係とかも丁寧に表していて、凄く楽しかったです。深く感じました。楽しかったです。ありがとうございました。 (2019年8月3日 2時) (
レス) id: 44a792e69c (このIDを非表示/違反報告)
ちぇり(プロフ) - 思い出して読みたくなる素敵なお話ありがとうございます。また読みに来ます。 (2019年5月13日 23時) (レス) id: 3f39f65784 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 素敵な読み物ありがとうございました…！ (2018年9月10日 21時) (レス) id: 9f5b6c1252 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うた | 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/deepblue
作成日時：2018年4月26日 1時
