143話 ページ10
セバスチャン｢間違ってはいませんが｣
貴｢はー？
意味がわからない。
とにかく、俺はシエル以外の執事になるなんて嫌だから。｣
セバスチャンの胸を押し、俺は歩き出した
セバスチャン｢……………
ところで、何を言おうとしていたのです？｣
貴｢そ、それは…
別になんでもない。｣
セバスチャン｢教えてはくれないのですね。｣
厨房へと着き、自分達の作業へ取り掛かった
時折、｢教えてはくれないのですか？｣としつこく聞いてくる
しかも触ってくるのが本当にうざい！
やめてほしい
学園にいた時は、教師と生徒ということもあってこんなに距離が近くて触ってくるのがなかなかなかった
全然なかったわけではなかったが
触れられる所が、熱くなって
どうにかなってしまいそうで
貴｢悪魔め…｣
シエル｢悪魔…？｣
俺はシエルの食事を運んでいた
口にはしてくれなかったが
シエル｢悪魔がいるの…？
どこ？どこにいるの？
怖い…怖いよ……
…A…A……｣
ベッドから抜け出し、手探りに手を伸ばした
俺はその手を優しく握り、抱きしめた
貴｢俺はここにいますから、安心して休んでいてください。｣
シエル｢A……｣
俺の服をぎゅっと掴み、震えていた
その姿は今までとは真逆で
弱い
貴｢大丈夫ですよ。
俺は
ずっと、貴方の傍にいますから。｣
その後、フィニと交代して厨房へと戻った
そうして変わらず、忙しい日がすぎていった
夜、自室へと行って今後のことを考えた
シエルがあのままだったら、どうするのだろうか
うとうととしてきた頃
コンコンっとドアが鳴った
貴｢はい。｣
開けると、そこにはセバスチャンが立っていた
貴｢……何ですか｣
帰ってほしいという念を送り、要件を聞く
セバスチャン｢失礼しますよ。｣
絶対気づいているのに、かまわずに入ってきた
そしてくるりと振り返り
セバスチャン｢教えて頂きに来ました｣
にこりと笑い、そう言った
貴｢嫌だ。｣
セバスチャン｢はぁ…貴方も凝りませんねぇ｣
貴｢いや、どっちが…
それだけやら、帰ってくださいませー｣
セバスチャンの背中をぐいぐいと押す
しかしその手を掴み、頬に手を添えてキスをした
貴｢んんっ…？！｣
片方の手はきつく握られているため、もう片方で胸を押す
のだが、やはりびくともしない
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愛翔(プロフ) - ロゼさん» セバスチャンいいですよねー！かっこよすぎる！！でも、できるだけ2人絡み頑張りたいですねw (2018年3月29日 21時) (
レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼ(プロフ) - 愛翔さん» 自分的にはシエルもセバスチャンも美味しいんですが、やっぱりセバスチャンですねぇ(＾▽＾) (2018年3月29日 21時) (レス) id: 5d79736247 (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - ロゼさん» コメありがとうございます！！誰との絡みがお好きですか？ (2018年3月29日 20時) (レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼ(プロフ) - 夢主のイチャイチャ大好きです (2018年3月29日 20時) (レス) id: 5d79736247 (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - ヒビキさん» ありがとう！！シエルのデレは本当にやばいよね！！！ありがとう、頑張る！！！ (2018年2月25日 20時) (レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛翔 | 作成日時：2018年2月25日 20時
