141話 ページ8
いやいや、不意！？
不意過ぎませんか！？
最近そういうことがなかったため、言葉がでなかった
貴｢ッ……｣
セバスチャン｢おやおや、初な反応ですね。
何度もしていたというのに｣
貴｢あー！あー！あー！！
知らない知らない！！｣
俺は耳を塞ぎ、邸へと走っていった
――――――――――――――――――――――――――――――
――――――――――――
その後、サリヴァンの朝食を作っていた
いつも通り、セバスチャンの指示を聞きながら作業する
貴｢あ、俺も運ぶよ。｣
セバスチャン｢お願いします。｣
俺達は食事をサリヴァンへと運んだ
ドイツ語など分かるわけもないので、俺はただ食事を出すだけだった
セバスチャンとサリヴァンは何かを話していたようだったが、後から聞こうかな
シエルは大丈夫だろうか。
今はフィニが傍で見てくれているから、安心だが
このまま、、
なんていろいろな事を考えていたら、いきなりヴォルフラムは怒鳴った
セバスチャンの胸ぐらを掴んでいたのだが、セバスチャンは冷たい目をしていた
貴｢ちょ、落ち着いてくださいよ。｣
ヴォルフラムの手を掴み、離せと促した
サリヴァン『よせ、ヴォルフラム！！』
俺の言葉と被るようにサリヴァンも叫んでいた
ヴォルフラムはキッとセバスチャンを睨み、舌打ちをして離れた
セバスチャン｢ありがとうございます。｣
俺にニコッと笑いかけ、乱れたシャツやネクタイを直した
すると、またもサリヴァンと何かを話し
地に片膝をつき、頭を下げ
胸に手を添えていた
貴｢？？｣
サリヴァン『シエルが治療を終えるまでの間
お前達はボクの執事になれ！』
手を差し伸べ、そう言った
セバスチャン『ぎょ……え？
お前達？』
サリヴァン『ああ。
やつもだ。』
セバスチャン『し、しかし彼は…』
サリヴァン『何だ？
ドイツ語が話せなくても構わん。』
先程からサリヴァンが俺を見てくるのが、一体なんだろうか
俺悪いことしたかな？
セバスチャン｢A。
貴方もサリヴァン様の執事になりなさい。いいですね？｣
立ち上がり、俺へ向いた
貴｢え、いや…でも…｣
セバスチャン｢坊ちゃんが治るまでです。｣
確かにそうだが、シエル以外の執事になるなど、考えられなかった
俺はシエルの執事になるために、ここにいる。
別にシエルを裏切るわけではないが…
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 154人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「男主」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愛翔(プロフ) - ロゼさん» セバスチャンいいですよねー！かっこよすぎる！！でも、できるだけ2人絡み頑張りたいですねw (2018年3月29日 21時) (
レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼ(プロフ) - 愛翔さん» 自分的にはシエルもセバスチャンも美味しいんですが、やっぱりセバスチャンですねぇ(＾▽＾) (2018年3月29日 21時) (レス) id: 5d79736247 (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - ロゼさん» コメありがとうございます！！誰との絡みがお好きですか？ (2018年3月29日 20時) (レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼ(プロフ) - 夢主のイチャイチャ大好きです (2018年3月29日 20時) (レス) id: 5d79736247 (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - ヒビキさん» ありがとう！！シエルのデレは本当にやばいよね！！！ありがとう、頑張る！！！ (2018年2月25日 20時) (レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：愛翔 | 作成日時：2018年2月25日 20時
