悪魔と喰種 ４ 【黒執事】【東京喰種】【男主】

177話 ページ45

一方使用人達は




無事に鉄道の場所へと着き、フィニ達とも合流出来ていた




ディーデリヒ｢よし、発車するぞ！！｣



ボオォォっという音とともに、煙を出し汽車は走り出した







ヴォルフラム『お嬢！』



なんと、ヴォルフラムが追ってきていたのだ




サリヴァン『ヴォルフ！？』





拳銃を向け







フィニ｢サリヴァン様！！｣



発砲した








しかしその弾はサリヴァンの元ではなく





向こう側へいた、グレーテの左目へ命中した



グレーテ『ヴォルフラムッ…



裏切っ…

たな…』





サリヴァン『ヴォルフ…

なんで…？』








ヴォルフラムは銃を捨て









汽車に向かって走り出した




ヴォルフラム『お嬢！！



ずっと嘘をついていて、すいやせんでした…ッ








俺達のことは、憎んでいい





一生許さなくていい！







でも




お嬢





あなたは









あなたは――――――』




必死で走り、サリヴァンへと手を伸ばし









口から血を吐き、腹部からは血が飛び散った




ヴォルフラムは伸ばした手を腹部へもっていき









倒れた







そしてその背後から現れたのは火傷で酷い有様になった






ヒルデだった







手には拳銃が握られていた



ヒルデ『裏切り者め…ッ







死ね！！



緑の魔女』




セバスチャン『おや



オーブンから食材が逃げ出すとは









火力不足だった様ですね。』



貴｢いただきます。｣





汽車に乗っている使用人達にバレぬよう、かぶりついた








サリヴァン『ヴォルフ！！

ヴォルフッ！！』




メイリン｢サリヴァン様、危ねぇですだ｣






やっとのおもいで顔を上げ



ヴォルフラム『お嬢…




あなたは









魔女なんかじゃない









普通の女の子です』



手を伸ばし、泣きながら微笑んだ






サリヴァン『ヴォルフ――――――――！！』

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