176話 ページ44
弾が筒を通じ
中間にきたところ
セバスチャンは発射口を上へ蹴り飛ばした
発射口は上を向き
戦車は衝撃で大きく揺れた
セバスチャンとシエルが上に行くようで、ついていった
貴｢何するんだ？｣
セバスチャン｢ここを破るのですよ。
坊ちゃんをお願いします。｣
俺はシエルを抱いた
貴｢赫子で破ろっか？｣
セバスチャン｢そうですね、お願いします。｣
こくりと頷き、赫子をぶっ刺した
そこから、セバスチャンはメリメリと穴を広げていった
セバスチャン『本当だ。
坊ちゃんが仰る通り、上方は薄くて柔らかいですね。』
穴を開けた部分から顔をひょこっと覗かせ、笑顔を見せていた
貴｢わー、人いっぱい｣
俺も覗き込んでみた
ヒルデ『うわああああ！！』
銃を何発も発砲した
俺は赫子で防いだが
セバスチャンは直で受けていた
セバスチャン『おやおや…』
クスクスと笑い
セバスチャン『狭い箱の中で、身を寄せ合って震えて…
まるで、罠にかかった哀れな鼠のよう』
口では弾を歯で
手からもパラパラと弾が落ちていく
貴｢いたいいたーい｣
赫子をしまい、睨む
ヒルデ『はは…化け物が…ッ』
セバスチャン『そんな哀れな皆様の為に
我が主より
当家料理人特製の兵糧の差し入れでございます。』
セバスチャンが中へ入れたのはバルドが持っていた缶の爆弾だった
セバスチャン『どうぞ
ご堪能下さいませ。』
俺は一足先に戦車を離れていて、すぐにセバスチャンが飛んできた
それと同時に戦車は爆発し、燃え広がっていく
シエル｢こうなると”走る戦艦”というより、”走るオーブン”だな。｣
セバスチャン｢左様でございますね。｣
『ぎゃあああ』
貴｢さ、帰ろー｣
シエル｢！？｣
いきなりシエルは、後ろを振り向いた
貴｢坊ちゃん？｣
セバスチャン｢？
どうなされたのです？｣
シエルが見る先を追うと
シエル｢あの格好…
死神！？｣
そこには眼鏡をかけた二人組が木の上にいた
何かを話していたのだが、一人が手を振ると消えてしまった
シエル｢消えた…｣
セバスチャン｢人の死があれば、必ず現れる連中です。
ちょっかいをかけてこないだけ、英国の死神よりマシですが…
………
さあ、先を急ぎましょう。｣
シエル｢あ、ああ…｣
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愛翔(プロフ) - ロゼさん» セバスチャンいいですよねー！かっこよすぎる！！でも、できるだけ2人絡み頑張りたいですねw (2018年3月29日 21時) (
レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼ(プロフ) - 愛翔さん» 自分的にはシエルもセバスチャンも美味しいんですが、やっぱりセバスチャンですねぇ(＾▽＾) (2018年3月29日 21時) (レス) id: 5d79736247 (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - ロゼさん» コメありがとうございます！！誰との絡みがお好きですか？ (2018年3月29日 20時) (レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼ(プロフ) - 夢主のイチャイチャ大好きです (2018年3月29日 20時) (レス) id: 5d79736247 (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - ヒビキさん» ありがとう！！シエルのデレは本当にやばいよね！！！ありがとう、頑張る！！！ (2018年2月25日 20時) (レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛翔 | 作成日時：2018年2月25日 20時
