165話 ページ32
サリヴァン｢ボクが人狼に捧げた
究極魔女を発動させる術式！
この魔法が発動すれば、過去に類を見ない高濃度な瘴気を無限に生み出す。
もしそれに人間が少しでも触れれば、忽ち死に至るだろう。｣
｢…………｣
俺達は目を合わせた
サリヴァン｢お前達が森で浴びた瘴気は、古えの術式の残滓なのだ。｣
セバスチャン｢成程。
それが貴女の教えられた歴史というわけですね。｣
セバスチャンは妖しく笑った
サリヴァンを下ろし、杖へと近づき
杖が乗っている台を押した
サリヴァン｢！
やめろ、その祭壇は緑の魔女以外が触れると…｣
台はズズっと動き、下から何かのレバーが出てきた
セバスチャン｢触れると…
何が起るというのです？｣
サリヴァン｢災いが…って、え？｣
セバスチャンはそのレバーを引いた
すると
壁が動き
サリヴァン｢な…｣
ここのレンガ造りには、不似合いな鉄の扉が現れた
サリヴァン｢なんだ…これは！？｣
セバスチャン｢さあ、サリヴァン様
ここから先は、本当の”外の世界”です。
今ならまだ、引き返せますよ。｣
胸のあたりをぎゅっと掴んだが
決心し
サリヴァン｢…行く！｣
不安を一杯にした瞳で言った
中へ入っていった
貴｢またエレベーター…
まあ、楽でいっか｣
どうやら更に下へと続くらしく、シエルは迷わず下のボタンを押した
着いた階は…B4
扉の先は、ずっと
先が見えぬ通路が続いてある
貴｢どうしました？｣
シエルが一つのドアの前で立ち止まっていた
一緒に覗くと
貴｢…これは……｣
シエル｢…おい、二人も来てくれ。｣
その部屋は
監視室のようで
たくさんの画面があった
サリヴァン｢光る絵がたくさん…
新しい魔法陣か？｣
シエル｢この光の点…
少しずつ移動している物がある。｣
貴｢これは、この村の地図か｣
セバスチャン｢…成程！
人間は本当に面白い物を考える！｣
セバスチャンは食いついてみていた
貴｢ははっ、こりゃ徹底してること…｣
シエル｢どういうことだ？｣
セバスチャン｢この光る地図と動く点は、村人の現在地を示しているのではありませんか？｣
貴｢みたいですねー、本当にすげー｣
シエル/サリヴァン｢な…！？｣
シエル｢馬鹿な！
そんなことどうやって…｣
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愛翔(プロフ) - ロゼさん» セバスチャンいいですよねー！かっこよすぎる！！でも、できるだけ2人絡み頑張りたいですねw (2018年3月29日 21時) (
レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼ(プロフ) - 愛翔さん» 自分的にはシエルもセバスチャンも美味しいんですが、やっぱりセバスチャンですねぇ(＾▽＾) (2018年3月29日 21時) (レス) id: 5d79736247 (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - ロゼさん» コメありがとうございます！！誰との絡みがお好きですか？ (2018年3月29日 20時) (レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼ(プロフ) - 夢主のイチャイチャ大好きです (2018年3月29日 20時) (レス) id: 5d79736247 (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - ヒビキさん» ありがとう！！シエルのデレは本当にやばいよね！！！ありがとう、頑張る！！！ (2018年2月25日 20時) (レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛翔 | 作成日時：2018年2月25日 20時
