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160話 ページ27

貴「一生このままで…ぐぇッ」



無理やりセバスチャンに引き剥がされ、俺は渋々セバスチャンの横に立った



セバスチャン「それで、坊ちゃんは何故あのような態度を?」





シエル「それは…




…………






使用人(あいつら)にも一緒に話をする。


呼んでくれ。」



セバスチャンは返事をすると、ドアへと歩いていった





そしてドアを開けると



「わっ!?」



フィニ達が、どっと倒れ込んだ



シエル「!?」




貴「ははっ、いたのか…」



セバスチャン「やれやれ、使用人が盗み聴きとは何事です?」


バルド「いや…でも何も聞こえね…じゃなくて



お前の様子が、おかしいってフィニが言うからよォ」



スネーク「短気な奴だ!

ってプロンテが言ってる。」



メイリン「セバスチャンさん怒っちゃイヤですだー!」


フィニ「いだだだ」



フィニは、バルド、メイリン、スネーク、タナカに押し潰されていた




シエル「騒がしい奴らだな、まったく…」


フィニ「ぼ

坊ちゃん!!」




「わ"ぁ」


がばっと起き上がったため、上に乗っていたみんなが後ろへひっくり返った



フィニ「うわあああん

元に戻ったんですね、坊ちゃーーーーーーーーん!!」




もの凄い勢いで、シエルに走っていく


それをセバスチャンは首根っこをがっと掴み、止めた




セバスチャン「はい、ストップ。


せっかく回復されたのに、また寝こませる気ですか?」




確かに今の勢いじゃ、シエルはノックアウトだな…


フィニ「あっ
すっすいません〜〜〜っ!!」




貴「坊ちゃん、フィニがずっと看病してくれてたんですよ。」



シエル「……フィニ


世話をかけたな




もう大丈夫だ。」



そう言って手をすっと伸ばした



フィニ「は…はい…」




フィニはそっと、壊れものを触るようにその手をとった


フィニ「はいっ!!」




そしてシエルの手を握り、泣いた



シエル「お前達もこっちへ。」




俺達は、一列にベッドの横に並んだ





シエル「お前達に、言わねばならないことがある。」



ゆっくり息を吸うと









シエル「すまなかった。」


「エ…エエッ!?」



これには、あのセバスチャンも驚いていた




シエル「僕の不注意な行動のせいで、余計な苦労と心配をかけた。



許してくれ。」




そう言って頭を下げた

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愛翔(プロフ) - ロゼさん» セバスチャンいいですよねー!かっこよすぎる!!でも、できるだけ2人絡み頑張りたいですねw (2018年3月29日 21時) (レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼ(プロフ) - 愛翔さん» 自分的にはシエルもセバスチャンも美味しいんですが、やっぱりセバスチャンですねぇ(^▽^) (2018年3月29日 21時) (レス) id: 5d79736247 (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - ロゼさん» コメありがとうございます!!誰との絡みがお好きですか? (2018年3月29日 20時) (レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼ(プロフ) - 夢主のイチャイチャ大好きです (2018年3月29日 20時) (レス) id: 5d79736247 (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - ヒビキさん» ありがとう!!シエルのデレは本当にやばいよね!!!ありがとう、頑張る!!! (2018年2月25日 20時) (レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:愛翔 | 作成日時:2018年2月25日 20時

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