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151話 ページ18

フィニ「Aさん――――!!!!」


振り向けば、人狼が爪を振り上げていた




すぐさま、シエルを抱えてベッドから飛んだ


貴「あぶなっ…」




人狼とは距離をとったのだが、すぐに振り向き襲ってきた


貴「はぁ…」



なんと、人狼がもう一体いたのだ


まったく何なんだよ。




フィニ「いたいなぁ…」


どうやら背中に傷を負ったらしく、そう呟いていた




俺は襲ってきた人狼に、蹴りを入れてフィニに近づいた


貴「フィニ!
大丈夫か!?」



フィニ「はい、大丈夫です。
それより、坊ちゃんは?」


フィニも人狼に蹴りを入れたらしく、地に手をついていた




貴「坊ちゃんは、大丈夫だ。」


フィニの蹴りを受けても、立ち上がれるなんて…


すると外から足音が聞こえてきた




「どうしました!?」


その声を聞くなり、人狼は逃げてしまった



俺は後を追うべく、シエルをベッドへ下ろそうとしたのだが



シエル「A…こわい……僕帰りたいよッ…」



俺の服をぎゅっと握り、頭を胸に押し付けていた




セバスチャン「何事です!?」




セバスチャン達が入ってきたのは、人狼が逃げたのと同時だった


フィニ「人狼が襲ってきて…」



セバスチャン「なんですって!?」

フィニ「窓から外に!」



バルド「とっ捕まえてやる!!」


そう言ってバルドは窓へ走り出した



貴「バルドダメだ!!

外に出るのは危険だ!!」




セバスチャン「その通りです。
深追いはやめなさい、バルド。」


サリヴァン『な…何があった!?』


ヴォルフラム『お嬢!


人狼様が襲ってきたんです。』



サリヴァン『緑の館(ここ)を…!?』



シエル「ううう…もうやだ、怖いよぉ…!!」



貴「大丈夫、大丈夫ですよ。」


俺は優しくあやすことしかできなかった



サリヴァン『ヴォルフラム、緑の魔女の”勤め”の準備を!』

ヴォルフラム『Ja』



サリヴァン『大丈夫だ。
僕は緑の魔女。


この村を必ず守ってみせる!』



そう言ってサリヴァンとヴォルフラムは部屋を出た


貴「さあ、坊ちゃん。

今日はもうお休みに……」


シエル「やだ!!
もうこんな所やだ!!

屋敷(ウチ)に帰る!!」


駄々をこね、俺の服を離さなかった



バルド「ぼ、坊ちゃ〜ん、そんなこと言わないでくださいよ〜」


メイリン「まだ安静にしてねぇとだめですだ〜」


スネーク「お、落ちついてスマイル!
って、ゲーテが言ってる」


シエル「うるさいっ」

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愛翔(プロフ) - ロゼさん» セバスチャンいいですよねー!かっこよすぎる!!でも、できるだけ2人絡み頑張りたいですねw (2018年3月29日 21時) (レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼ(プロフ) - 愛翔さん» 自分的にはシエルもセバスチャンも美味しいんですが、やっぱりセバスチャンですねぇ(^▽^) (2018年3月29日 21時) (レス) id: 5d79736247 (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - ロゼさん» コメありがとうございます!!誰との絡みがお好きですか? (2018年3月29日 20時) (レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)
ロゼ(プロフ) - 夢主のイチャイチャ大好きです (2018年3月29日 20時) (レス) id: 5d79736247 (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - ヒビキさん» ありがとう!!シエルのデレは本当にやばいよね!!!ありがとう、頑張る!!! (2018年2月25日 20時) (レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:愛翔 | 作成日時:2018年2月25日 20時

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