133話 ページ49
セバスチャンは、サリヴァンを立たせた
サリヴァン『お前達が村に来た時から予感していた。
今夜ボクは、11年守り続けた秘密の小部屋の鍵を壊すことになると。』
強い瞳でそう言った
サリヴァン『ああ…
覚悟はしていたが、心拍数の上昇が止まらん。』
呟いたサリヴァンは、胸をぎゅっと掴んで震えていた
サリヴァン『いざ！！』
そう言うと、サリヴァンはシエルが座っていたベッドへと仰向けに飛び込んだ
｢！？｣
そんな行動をとったサリヴァンに俺達は驚いた
サリヴァン『初めてが4人でになるとは、思わなかったが、これも経験だ。
なるだけ、お手柔らかに頼む！』
照れながら言ったサリヴァンに、シエルとセバスチャンはドン引きしていた
あのセバスチャンもだ！
貴｢あははっ、よくわかんないけど、面白いね。｣
シエル｢笑い事じゃない！｣
サリヴァン『むっ、さては服の構造に戸惑っているな？
まずは、このボタンを』
起き上がり、服のボタンを外し始めた
シエル｢いやいやいやちょっと待て、何をしようとしてる！？｣
貴｢ははっ、そういうことか！
シエルと違って、積極的だね〜｣
にやにやしながら言ったら、セバスチャンとシエルに睨まれてしまった
サリヴァン『牙城は自ら崩してこそ…か。
顔に似合わず漢だな！』
シエル｢何を言ってるの！？
何だそのドヤ顔は！？｣
セバスチャン｢坊ちゃんはドレスはご自分で脱がせる派…と｣
貴｢あー、なるほど。｣
俺とセバスチャンは納得したように頷いた
シエル｢お前らも何を言ってるんだ！？｣
サリヴァン達は何やら話し始めたので、俺はシエルに話しかけた
貴｢大丈夫です、坊ちゃん！
恥ずかしいことではありませんよ！！｣
シエル｢はぁあ！？
別に僕は…
ｷｭｯ
シエル｢！？｣
貴｢あらま｣
サリヴァン『なんだ一応ちゃんと男…
シエル｢ふ…
ふざけるなああああ"あ"あ"！！｣
何を疑ったのか、サリヴァンはシエルのシエルをきゅっと掴んだのだ
そして遂に堪忍袋の緒が切れたのだろう、怒鳴ってサリヴァンをベッドから突き飛ばした
シエル｢ハーーー、ハーーー、ハーーー｣
サリヴァン『………』
貴｢あっはっはっは！！！！！｣
俺は腹を抱えて笑い、セバスチャンは口元を手で塞いでいた
笑いを堪えながらセバスチャンは、サリヴァンに声をかけた
ムクっと起き上がり、頬を膨らませてブスくれていた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 306人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愛翔(プロフ) - レインさん» ご意見ありがとうございます！！これからも頑張ります！！ (2018年2月23日 14時) (
レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 効かないほうがいいですね！続き楽しみにしてます♪ (2018年2月23日 14時) (レス) id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - ヒビキさん» やっぱり、Rc細胞ないと効かないよね？今回効かせない方がいいかな？それとも、少しは効かせるとか？いやいや、全然！ありがたいよ！！！ (2018年2月23日 13時) (レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)
ヒビキ(プロフ) - そこらへんは難しくてあんまわからんのだが、私の覚えではRc細胞自体が喰種にとって武器であり、毒である。ってのが私の記憶だからもし、喰種に対して毒を使うなら相性の悪いグールのRc細胞、または威力は落ちるけど人間のを使うとか？大したこと言えなくてごめん！ (2018年2月23日 0時) (レス) id: b814e0d67a (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - ヒビキさん» 正直不安だったけど、よかった！！！でも、予想と違かったらごめん！！！幸せに生活できるのかwよかったよー！ (2018年2月2日 20時) (レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：愛翔 | 作成日時：2017年7月8日 19時
