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115話 ページ27

貴『かなりやばいね、この状況


そっちは、まだ赫子も出しちゃいないんでしょ?』



セバスチャン『えぇ、有難いことに。』


そろそろどちらかが1人を倒さないと限界がきてしまう




そう考えると、ハイルなんだろうが


セバスチャン『A』



貴『え、な、なに?』


いきなり名前を呼ばれ、声が上擦る



セバスチャン『あなただけが頼りです。
お願いしますよ』


貴『……あ、あぁ』



俺はこくりと頷き、2人同時に駆け出した



ハイル『2人で内緒話とは、妬けちゃうな〜

俺ともお話しよ?』



ニッコリと笑ったその表情とは裏腹に、赫子の勢いが凄い



貴『お前とは話す余裕なんかねーよッ!!!』


ハイル『ふふ、残念♪』



まったく残念そうには、見えず逆に楽しんでいる



俺はなんとかして、ハイルに隙をつくらせようと必死だった




だから、気づかなかった



少しずつ


少しずつ近づいているのに



ハイル『よっと


…捕まえた』




貴『なっ!?』


シエル『…ッ!?』


俺の攻撃を交わすとともに、シエルを掴んだ



セバスチャン『坊ちゃんッ!!』




貴『坊ちゃんを…離せ』


ハイル『えー?
仲間になるならいいよ!』


シエル『Aは、僕のものだ』



捕まっているにも関わらず、強気なシエル


いつ殺されるかもわからないのに、その強気が怖いわ!!!



ハイル『へぇ?

ねぇ、A。俺に赫子なんか向けちゃっていいの?』



俺はハイルの首に赫子を突きつけていた

しかしハイルも、シエルに赫子を突きつけているので、退かすわけにもいかない



貴『なら、坊ちゃんを離せ』


ハイル『えー、やだよ

そしたら俺死んじゃうじゃんか。



君にかもしれないけど、ミカエリス先生とかに』



その笑みは、すべてを見透かしているように見えた




ハイル『あ、今は先生じゃないのか!

ミカエリスさん?』


ハイルは、後ろをくるっと振り向いた




するとタイミングよくセバスチャンが飛びかかっていた



ハミールはというと、壁に埋まっていた



え、怖い怖い。最初っからその調子でこいよ!!




セバスチャン『…ッ』


セバスチャンがハイルに触れる寸前、ハイルはシエルに赫子をぐっと押し付けた



シエル『は、やく……
僕を助けろッ』




シエルは、痛みで顔を歪めていた


この状況でどうすればいいのか




ハイル『あははっ


どうする?
俺が欲しいのはAだけなんだよ?』

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愛翔(プロフ) - レインさん» ご意見ありがとうございます!!これからも頑張ります!! (2018年2月23日 14時) (レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 効かないほうがいいですね!続き楽しみにしてます♪ (2018年2月23日 14時) (レス) id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - ヒビキさん» やっぱり、Rc細胞ないと効かないよね?今回効かせない方がいいかな?それとも、少しは効かせるとか?いやいや、全然!ありがたいよ!!! (2018年2月23日 13時) (レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)
ヒビキ(プロフ) - そこらへんは難しくてあんまわからんのだが、私の覚えではRc細胞自体が喰種にとって武器であり、毒である。ってのが私の記憶だからもし、喰種に対して毒を使うなら相性の悪いグールのRc細胞、または威力は落ちるけど人間のを使うとか?大したこと言えなくてごめん! (2018年2月23日 0時) (レス) id: b814e0d67a (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - ヒビキさん» 正直不安だったけど、よかった!!!でも、予想と違かったらごめん!!!幸せに生活できるのかwよかったよー! (2018年2月2日 20時) (レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:愛翔 | 作成日時:2017年7月8日 19時

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