105話 ページ17
時間は着々と過ぎていき、会場は人で溢れていた
貴『うげー、人多い…』
久しぶりに家族に会えたためか、みんなが嬉しそうに話している
俺は人にぶつかりながらも、シエルを探した
貴「あー……
お腹空いた…やばい、これ……
坊ちゃーん…」
ハイルとハミールに見つからないように俺は周りを気にしながら、おそらくいるであろう場所に移動していた
『ん"んっ』
貴『ん？』
あからさまに誰かに聞かせるような咳払いが聞こえ、振り向いた
シエル『お前の目は節穴か。』
貴『ぼ、坊ちゃん！
すみません…この人の多さで、少し…』
シエル『まあ、いい…』
待たせてしまっただからだろう、シエルは若干イライラしていた
とりあえず、あの2人に出会わなくてよかった
貴『人、多いですねぇ〜…』
シエル『パーティーなどは、貴族が好む娯楽の一つだ。
まったく
こんなことをして、何が楽しいのだか。
こんな遊びに付き合ってる場合ではないのだがな』
貴『まあ、貴族って暇そうですもんね。』
そんな話をしながら、俺達は隅へと移動した
もちろん、途中で椅子を持ってきたよ☆
シエルは座り、俺は横に立っていた
貴『何か食べます？お飲み物などは？』
シエルは『飲み物だけでいい。』と言ってきたので、飲み物を取りに行った
飲み物がいろいろ並んでおり、さすがにポットを持っていくのはまずいかと思い、カップだけにした
『あ、あの……』
シエルの紅茶を作っていると、後ろから声がした
貴『はい？』
『今……あの…お一人なのですか？』
顔を真っ赤にして、背中に同い年くらいの子を2人つけて、話し掛けてきた
うわぁ、めんどくさい…
貴『失礼します、待たせている方が居るので』
俺はそれだけ言って、そそくさとシエルの方へ歩いていった
シエルは、相変わらず仏頂面で座っていた
一人だけ、ぽつんといるのはどこか浮いていた
そういえば、家だけだな
知り合いが誰も来ていないの。
シエルは、誰も呼ばなかったのだろうか
呼んだとしても、エリザベス辺りだろうが
シエル『今日から天気が悪くなるそうだ。
予定通りいくといいのだがな』
貴『そうですね…』
シエルが予想した通り天気は悪くなる一方で、バケツをひっくり返した様な雨が降った
生徒達以外の家族、親戚などは帰され、早めに1日は終わりを迎えた
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愛翔(プロフ) - レインさん» ご意見ありがとうございます！！これからも頑張ります！！ (2018年2月23日 14時) (
レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)
レイン(プロフ) - 効かないほうがいいですね！続き楽しみにしてます♪ (2018年2月23日 14時) (レス) id: 3196a4c901 (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - ヒビキさん» やっぱり、Rc細胞ないと効かないよね？今回効かせない方がいいかな？それとも、少しは効かせるとか？いやいや、全然！ありがたいよ！！！ (2018年2月23日 13時) (レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)
ヒビキ(プロフ) - そこらへんは難しくてあんまわからんのだが、私の覚えではRc細胞自体が喰種にとって武器であり、毒である。ってのが私の記憶だからもし、喰種に対して毒を使うなら相性の悪いグールのRc細胞、または威力は落ちるけど人間のを使うとか？大したこと言えなくてごめん！ (2018年2月23日 0時) (レス) id: b814e0d67a (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - ヒビキさん» 正直不安だったけど、よかった！！！でも、予想と違かったらごめん！！！幸せに生活できるのかwよかったよー！ (2018年2月2日 20時) (レス) id: e46660b090 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛翔 | 作成日時：2017年7月8日 19時
