54話 ページ5
魏嬰｢おいおい、それじゃまるで自分たちのことを天だと言ってるようなものじゃないか？
はっきり言わせてもらうが、さすがに面の皮が厚すぎるぞ。
それと、こいつに向かっていった言葉を取り消せ。
謝れば剣を下ろしてやるさ。｣
金子勲は、図星を突かれ
自分の失言に気づき、微かに顔を赤らめ謝る気など無さそうだ
彼が声を上げて反駁しようとした時、上座に座っている金光善がふっと笑い、先に口を開く
金光善｢まあまあ、大したことでもないのに、若い者が何もそんなに腹を立てることはないでしょう？
だから、剣を収めて話そうではないか。｣
俺はすっと剣を収めた
しかし魏嬰は金光善の言葉に引っ掛かり、口を開こうとしたが
またも彼が先に話した
金光善｢魏公子、私からまっとうなことを言わせてもらいますと
あなた方が我々蘭陵金氏が開いたこの家宴に飛び込んできたのはいただけませんな｣
魏嬰は出かかった言葉をやめ、彼に会釈してから答えた
魏嬰｢金宗主、俺は先程の金公子の発言は許せません故、謝っていただきたい。
そして俺は元から宴を騒がせるつもりなど決してありません。
失礼いたしました。
しかし、この金公子が連れていった数人は、未だに生死も行方もわからないままで
一足遅ければ助けようにも間に合わないかもしれないのです。
その中の一人に命を救われた恩義があるので、俺は決して手をこまねいて傍観などしてはいられません。
ご容赦いただこうとは思いません、お詫びは後日させていただきます。｣
金光善｢そんなに焦らなくても、先延ばしできない用件なんてありませんよ。
さあさあ、とりあえず座って、ゆっくり話しましょう｣
金光善が促すと、金光瑤は既に物音一つ立てずに新しい小卓と席を用意していた
魏嬰｢金宗主、お構いなく。
席は結構です。
この件をこれ以上長引かせるわけにはいきません。
どうか迅速に解決していただきたい。｣
金光善｢そう急がなくても。
ああ、考えてみれば、我々にもまだ清算していないことがある。
これも長引かせるわけにはいきませんな。
せっかくあなたが来ていることだし、我々の件もこの機に解決しようじゃないですか？｣
彼の言葉に魏嬰は眉を跳ね上げた
魏嬰｢いったい何を清算するというんですか？｣
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愛翔(プロフ) - みのもんたさん» コメントありがとうございます！嬉しい限りです！！なかなか更新出来ずに、申し訳ないです😫今のとこ藍渙との絡みは少ないですが、頑張ります！！ (2月27日 0時) (
レス) id: 3366d72dc2 (このIDを非表示/違反報告)
みのもんた(プロフ) - 最高ですこのお話、、、！✨この小説読んでからというもの藍渙loveになってしまいました😫ありがとうございます！更新お待ちしてます♡ (11月5日 15時) (レス) id: a405043ec8 (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - 529zinbeizameさん» コメントありがとうございます！！嬉しいです(>ᴗ<)なかなか更新出来ていませんが、頑張ります！ (10月8日 0時) (レス) id: f5161e3e77 (このIDを非表示/違反報告)
529zinbeizame(プロフ) - 面白くて一気読みしてしまいました！とっても設定が好きです💕更新待っています！ (2023年3月31日 23時) (レス) @page28 id: c26de05c7b (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - さきさん» コメントありがとうございます！！2回目？ですかね！？ありがとうございます(T^T)とても嬉しいです！！！最近、あまり話が思いつかず…苦戦していますが少しずつがんばります！ (2022年10月7日 23時) (レス) id: 1430ab9c4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛翔 | 作成日時：2022年2月19日 0時
