80話 ページ31
誰かが呼んでる
返事をしたいのに声が……
______
______________そんな、
今にも泣きそうな顔をしないで
江澄_______
揺れる暖かくて気持ちのいい体温で目が覚めた
｢江澄？｣
どうやら彼にお姫様抱っこをされて移動しているみたいだ
江澄｢気がついたか？｣
｢なん、で
あそこにお前が？｣
ぼーっとする頭で何とか声を振り絞りながら話す
江澄｢……お前が…｣
｢ん？｣
彼はその先の言葉を言うことはなかった
お前が心配で来たとは……いえなかったのだ
丁度よく宿に着いたのか、御剣から降りて部屋と向かう
その間の沈黙の中ドクドクと心音が耳に伝わるのが心地よかった
俺は死 ぬのだろうか？
どこも、痛くない
手足の感覚がない
まだ、、
誰も助けてないのに、、、？
江澄｢どこか痛むのか？｣
｢え？｣
寝床へと下ろしてくれた彼は俺の頬に触れた
江澄｢泣いている｣
｢ふふっ……泣いているのは江澄じゃないか
久しぶりに会ったけど、少し痩せたんじゃないか？
ちゃんと食べてるのか？｣
何故笑える
こんなにも窶れて
こんなにもぼろぼろになって
何故俺を心配する…A………
江澄は彼を抱きしめた
江澄｢何故お前はもっと自分を大切にしない！！！！｣
｢お前に心配されるなんてな笑
俺は死 ぬのか？笑｣
あははっと笑っていれば、がばっと離されまたさらに説教をくらった
江澄｢いいか！
完治するまで賢くお前はここに縛り付けとくからな！！！｣
彼は服とご飯を取ってくると言って部屋を後にした
蓮花塢に行かなかったのは彼の優しさだろう
しばらく甘えよう
なんて笑みがこぼれ、深い眠りについた
今は何も考えたくはなかった______
______あれから数日が過ぎ
動かなかった手足が少しづつ感覚が戻りつつあった
江澄｢痛みはないか？｣
毎日江澄と過ごしているのだが
｢江澄
宗主だろ？暇なのか？｣
ふと疑問に思ったことを投げかけただけなのだが、頭を思っきり叩かれた
｢痛い！！！
俺病人！！｣
江澄｢あ"？｣
｢すみません……｣
____________________
作者から
できるだけ好きなキャラとの絡みは多くしたい(願望)
主人公何回か死 にそうな目に合わせてごめんなさい……
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愛翔(プロフ) - みのもんたさん» コメントありがとうございます！嬉しい限りです！！なかなか更新出来ずに、申し訳ないです😫今のとこ藍渙との絡みは少ないですが、頑張ります！！ (2月27日 0時) (
レス) id: 3366d72dc2 (このIDを非表示/違反報告)
みのもんた(プロフ) - 最高ですこのお話、、、！✨この小説読んでからというもの藍渙loveになってしまいました😫ありがとうございます！更新お待ちしてます♡ (11月5日 15時) (レス) id: a405043ec8 (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - 529zinbeizameさん» コメントありがとうございます！！嬉しいです(>ᴗ<)なかなか更新出来ていませんが、頑張ります！ (10月8日 0時) (レス) id: f5161e3e77 (このIDを非表示/違反報告)
529zinbeizame(プロフ) - 面白くて一気読みしてしまいました！とっても設定が好きです💕更新待っています！ (2023年3月31日 23時) (レス) @page28 id: c26de05c7b (このIDを非表示/違反報告)
愛翔(プロフ) - さきさん» コメントありがとうございます！！2回目？ですかね！？ありがとうございます(T^T)とても嬉しいです！！！最近、あまり話が思いつかず…苦戦していますが少しずつがんばります！ (2022年10月7日 23時) (レス) id: 1430ab9c4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛翔 | 作成日時：2022年2月19日 0時
