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キヨと私は高校1年生のとき、同じクラスになったのがきっかけで仲良くなった
第一印象は、なんかチャラそう でかいやつ
みたいな感じで、最初から惹かれたわけではなかった。別に最初は喋ることもなく、高校生になってから何日か経ったある日
まだ友達も全然いなかった私は、方向音痴を発揮して移動教室のときに1人で迷ってしまった
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「え〜もう、ここどこ…」
もうめんどくさ、なんて思いながら廊下を歩いてたら、「なあ」って一言、後ろから声がして、
キ「お前、同じクラスだったよな」
「えっ？あ、うん」
だるそうな足取りで彼が私の方に近付いてきたとき、思っていたよりも背が高くて、初めて目が合って、ちょっとドキッとした
キ「なんでもう授業始まってんのにこんなとこ歩いてんの」
「…いや、清川くんこそ」
キ「なんかさあ、気付いたら置いてかれてた、別に迷ったとかじゃないんだけど、うん」
「迷ってるよね確実にw」
キ「うるせー！てかお前も仲間だろどうせ」
「あー、ばれた？」
初めて話したはずなのに、すごく自然で、全然気を使わなかったの覚えてる。私たちアホだねー、なんて笑いながら話してたら
キ「…A、だっけ」
突然自分の名前を呼ばれて、心臓がドクンって脈打った
「…………」
キ「あれ違った？」
「…合ってるけど、私の名前覚えてることにびっくりしてる」
キ「いやまあ、名前くらい覚えるだろ」
「なんか意外」
キ「どーゆー意味かなAちゃん？」
「ナンデモナイデス」
なんか変な感じ
今日初めて話したって思えない、すごく楽しい、名前を覚えてもらえてたのもなんだか嬉しく思えてきて
「私も清川くんじゃなくてちゃんと呼びたい」
キ「俺はキヨでいいよ、昔から友達にそー呼ばれてきたし」
「…キヨ、うん、キヨね、キヨ！」
キ「いや何回も呼ばなくていいからきもい」
「ちょっ、ひどくない！？w」
キ「…ってのは嘘で、すげえ仲良くなれた気して嬉しいわ」
「なっ、にそれ///」
キ「まあこれからよろしくな、A」
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やばい、もっと仲良くなりたい、もっと知りたい、知って欲しい
こんなにも早く誰かを意識するのは初めてだった
でもね、この時は知らなかったよ、この人をあんなにも好きになって自分がぐちゃぐちゃになることなんて
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ちEe - とても面白く一気に読んでしまいました！！是非、続きが読みたいです♪ (2018年4月24日 8時) (
レス) id: b5b68b1f48 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - minami__1002_さん» 嬉しいです(；；) これからも頑張ります！！！ (2018年3月13日 20時) (レス) id: f350a1bdc3 (このIDを非表示/違反報告)
minami__1002_(プロフ) - 共感できる節がありすぎてつらいです、いい意味で！これからも投稿待ってます！ (2018年3月13日 0時) (レス) id: 494fc3f099 (このIDを非表示/違反報告)
ぬん(プロフ) - 7758@キヨ好き。さん» チョコみたいなドロドロ感を目指してたので嬉しいです() ありがとうございます！頑張ります(；；) (2018年3月6日 13時) (レス) id: f350a1bdc3 (このIDを非表示/違反報告)
7758@キヨ好き。 - こういうドロドロしてるチョコみたいな小説好きです(例えが酷い。)更新頑張って下さい！応援してます！ (2018年3月6日 11時) (レス) id: b623d31329 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぬん | 作成日時：2018年2月5日 6時
