#25 ページ25
緑side
その日は、自主練はしないですぐに先輩と病院にいった。
先輩普通に元気やと思うんやけど。強がってるんやったら本心見せてほしい。
俺が言えることちゃうけど。
重岡 「…神山くん、病院では静かにね？」
神山 「はーい、分かってまーす。」
とか言うボケもしながら入っていった。
神山 「…先輩って通院ですか？入院ですか？」
重岡 「え〜。ベッドあるから入院ちゃうん？…まぁ、学校行くから通院かもしれんけど。
でも今、家は病院やねんなぁ。どっちやろね。通院と入院の間…入通院とか？」
神山 「…何ですか、それ」
重岡 「神ちゃんが聞いたんやで？」
神山 「そんな、新しい単語求めてないですよ」
そうやって笑いながら、当たり前みたいに点滴をつける。
先輩も点滴あるんや…って入通院やから当たり前か。
何か喋りながらでも出来るぐらい慣れてるのが悲しかった。
神山 「こういうのって、自分でやるんですか」
重岡 「え?やらんと思う。ミスったらヤバイし。俺は小さい頃から…え、あ、これ調子悪いから
ちゃうからね？あの、持病って言うんか分からんけど生まれつきのやつ。
心配いらんやつやから大丈夫やで？」
神山 「…そう、ですか」
笑って頷きながら、先輩はベッドに座った。
重岡 「ま、神ちゃんも座りぃや。椅子は…ある?」
神山 「あ、はい。あります」
重岡 「んじゃ、座り。…何かもう本格的に神ちゃんペットみたいやねんけど」
突然そう言った。本格的にって…前から思ってたんですか。
神山 「…俺、人間ですけど」
重岡 「知っとるけどね。神ちゃん前も言ったけどホワホワーって雰囲気があるんよ」
神山 「それ、前女の子って言ってませんでした？」
傷付いたのか嬉しかったのかは分からないけど何かすごい印象に残っている。
重岡 「…言ったっけ…?ん、まぁ、ね可愛らしいって事やって」
神山 「…全然嬉しくない」
重岡 「もー、可愛いって自覚しんとアカンって言うたのに」
神山 「そんなの真に受けるわけないじゃないですか」
第一俺可愛くないし…、とか一人でいじけてたら病院でも平常運転の先輩が怒った。
重岡 「神ちゃん可愛いって！」
神山 「怒るとこおかしいです」
いつからツッコミ俺に固定化されたんやろ。
まぁそれで先輩が笑うならいっか。
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３６９ - 全然大丈夫です♪続編楽しみにしています♪ (2018年2月3日 18時) (
レス) id: 8ecda79c7d (このIDを非表示/違反報告)
このらん(プロフ) - 369さん» こちらのアカウントから失礼します。夕梨菜です。このアカウントで続編書こうと思うので、ご迷惑お掛けしますがこちらまで来ていただけると嬉しいです。アカウント変えてしまい申し訳ないです。 (2017年9月1日 18時) (レス) id: e13534624c (このIDを非表示/違反報告)
夕梨菜(プロフ) - 応援ありがとうございました。また検討しておきます。 (2017年8月21日 7時) (レス) id: 360dd1197c (このIDを非表示/違反報告)
369 - happy endでよかったです♪神ちゃんもしげも元気な姿で嬉しかったです♪もしよかったらその後もみたいです。ありがとうございました♪ (2017年8月21日 3時) (レス) id: 3b484ec782 (このIDを非表示/違反報告)
夕梨菜(プロフ) - コメントありがとうございます。なるべく二人が幸せな方には持っていきたいとは思ってます…。 (2017年8月17日 6時) (レス) id: 360dd1197c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuri | 作成日時：2017年8月7日 20時
