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#23 ページ23

赤side

  何となく寝れなくて、外を眺めてたらボーッとしながら病院の前まで歩いてきた男の人…?

  気になって下に降りたら、まだその人はいて近付いたら神ちゃんやって分かった。

  これだけ長い時間いたのに、神ちゃんは俺を見るとすぐに走っていった。

  絶対何かあると思うんやけど…。

重岡神ちゃん、さっきはどしたん?
  仲良くなってから連絡先を交換したから、それを利用して神ちゃんに聞く。

  既読はつくけど返信は来ない。

  神ちゃんは既読スルーなんかしたことないから余計心配になった。

重岡何かあるんやったら聞くで?
神ちゃん何もないです。大丈夫です。ゆっくり寝てください。
  一瞬神ちゃんが無理してる口癖が出たから、安心はしなかった。

  だけどこれ以上聞いても多分、教えてもらえないから諦めた。

重岡じゃあ寝るわ。おやすみ!また明日
神ちゃんおやすみなさい
  携帯を置いて、ベッドに寝転んで少し神ちゃんの事を考えていた。

  気づいたら寝てて、もう朝だった。

先生 「おはよう、昨日は寝られた?」

重岡 「…はい。」

  カーテンを開けながら毎日やっている健康チェック(?)をやる。

  まだ異常はないからね。普通に過ごせてるけど今の俺はいつ壊れてもおかしくないんだよね。

重岡 「じゃあ、部活行ってきます」

先生 「行ってらっしゃい」

  学校につくと、いつもの席に神ちゃんの姿は無かった。

  譜面台とかも無いから個人練に行ってるんだと思う。

  集合が終わって、神ちゃんがいつも練習してるとこに行くと、神ちゃんがいた。

  でも、いつもの神ちゃんではなくて演奏の合間に一瞬俺を見たけど何も言わずまた再開した。

重岡 「…神ちゃん?」

神山 「…おはようございます」

  それだけ言ってまた練習した。

  こんなに一気に吹いてたら、酸欠起こしてもおかしくない、いくら神ちゃんでも。

重岡 「…休憩したら?」

神山 「…はい、」

  返事をした神ちゃんに笑顔はなかった。

  昨日から色々おかしいとは思ってたけど本当に何があったんだろう?

重岡 「…何か、辛いこととかあるん?」

神山 「まぁ、ありますね」

  一瞬だけ俺を見てまたうつむいてそう言った。

  俺のせい…?

重岡 「あの、俺の事やったら気にせんといてよ?」

神山 「…気にします。」

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369 - 全然大丈夫です♪続編楽しみにしています♪ (2018年2月3日 18時) (レス) id: 8ecda79c7d (このIDを非表示/違反報告)
このらん(プロフ) - 369さん» こちらのアカウントから失礼します。夕梨菜です。このアカウントで続編書こうと思うので、ご迷惑お掛けしますがこちらまで来ていただけると嬉しいです。アカウント変えてしまい申し訳ないです。 (2017年9月1日 18時) (レス) id: e13534624c (このIDを非表示/違反報告)
夕梨菜(プロフ) - 応援ありがとうございました。また検討しておきます。 (2017年8月21日 7時) (レス) id: 360dd1197c (このIDを非表示/違反報告)
369 - happy endでよかったです♪神ちゃんもしげも元気な姿で嬉しかったです♪もしよかったらその後もみたいです。ありがとうございました♪ (2017年8月21日 3時) (レス) id: 3b484ec782 (このIDを非表示/違反報告)
夕梨菜(プロフ) - コメントありがとうございます。なるべく二人が幸せな方には持っていきたいとは思ってます…。 (2017年8月17日 6時) (レス) id: 360dd1197c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Yuri | 作成日時:2017年8月7日 20時

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