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赤side
多分、このソロは神ちゃんが吹くよ。
理由はホンマ色々あるけど…一番は、多分俺この演奏披露する頃部活出来てへんから。
前に担当の人に言われてんなぁ『残りの時間を大切にした方が良い』って。
中二やから詳しくは親しか聞けへんねんけど、それって余命短いって事やろ？
この曲は祭りやなくて定期演奏会用で、１２月ぐらいやから元気やっても入院してると
思うねんなぁ。
ごめんな、神ちゃん。多分ソロ任せることになる…。
そんなことを知らん神ちゃんは、真面目に練習してる。神ちゃん、俺がおらんくなるって
思ったら演奏に支障出るんかな。早めに言うた方が良いんかな。
まだ、そんなことは考えられへん。
神山 「…あ。先輩お昼休憩とって良いですか？」
時計を見るともう十二時を越えてて、俺は三十分近くこうしてウジウジしてることに気付いた。
重岡 「うん、せやね。休憩しよっか」
神山 「お昼一緒に食べて良いですか？」
重岡 「うん、」
良かった、って笑ってお弁当を取りに行く。
正直食欲無いねんけどなぁ。食べんと神ちゃんに心配かけるしちょっとは食べるか。
食べとかんとまたオカンとか先生とかうるさいし。
神山 「…わぁ、先輩のめっちゃ美味しそう」
重岡 「…食べる？」
神山 「ふぇっ。…あ、口に出てました？」
顔赤くして、うつむく。男の癖に可愛すぎやろ…。
重岡 「どれ?全然あげるけど。」
神山 「えー、いや全部美味しそうやなって思ったんで、良いですよ」
重岡 「じゃあ全部あげるわ。俺別に良いし。」
神山 「…え…」
俺は弁当を置いて、楽器とかが置いてあるところに戻った。
神ちゃんは申し訳なさそうに少しずつ食べてた。
重岡 「遠慮せんくて良いよ？」
神山 「…食べた方が、良いと思うんですけど」
重岡 「どうせ、食べても意味無いし」
神山 「そんなことないです…」
重岡 「神ちゃんには分からんやろ？」
俺がそう言うと、ちょっとビックリした顔してうつむいた。
神山 「…ごめんなさい」
重岡 「ううん、心配してくれてありがとな。不味かったら置いとって良いから」
神山 「いえ、すごく美味しいです」
そう言って、微笑む。
重岡 「そうかぁ？結構ハズレもあるんやけど」
神山 「じゃあ今日はアタリや。いぇーい」
一人で何か喜んでる(笑)
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３６９ - 全然大丈夫です♪続編楽しみにしています♪ (2018年2月3日 18時) (
レス) id: 8ecda79c7d (このIDを非表示/違反報告)
このらん(プロフ) - 369さん» こちらのアカウントから失礼します。夕梨菜です。このアカウントで続編書こうと思うので、ご迷惑お掛けしますがこちらまで来ていただけると嬉しいです。アカウント変えてしまい申し訳ないです。 (2017年9月1日 18時) (レス) id: e13534624c (このIDを非表示/違反報告)
夕梨菜(プロフ) - 応援ありがとうございました。また検討しておきます。 (2017年8月21日 7時) (レス) id: 360dd1197c (このIDを非表示/違反報告)
369 - happy endでよかったです♪神ちゃんもしげも元気な姿で嬉しかったです♪もしよかったらその後もみたいです。ありがとうございました♪ (2017年8月21日 3時) (レス) id: 3b484ec782 (このIDを非表示/違反報告)
夕梨菜(プロフ) - コメントありがとうございます。なるべく二人が幸せな方には持っていきたいとは思ってます…。 (2017年8月17日 6時) (レス) id: 360dd1197c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Yuri | 作成日時：2017年8月7日 20時
