WEST×WEST 短編集

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緑side

　 望の受け見るんははじめて。意外やけど。

　 そして、望は今まで攻めが多かったから受けの方は苦手、なんかな。

　 今、拒否られました(笑)

小瀧 「いらん…イヤやっ。」

神山 「…可愛いよ…」

小瀧 「イヤや…やめて…っ」

　 嫌がる望の手を掴んでベッドに投げる。

小瀧 「…ッ。神ちゃん…やめて…もうやめて…」

神山 「泣いたって知らんよ、お前は俺のおもちゃでしかないねん」

　 恐怖からなんか涙が止まらん。皆も何も言わん。

　 俺自身もかなり狂ってるって思った。

小瀧 「…っ…ごめん、そんなに嫌やったんやったら謝るから！今までしたこと全部謝る！

　 神ちゃん…こんなことせんといて…」

神山 「…ちゃうよ。俺はただ、お前が壊れとるんが見たいだけ。壊したいだけ。」

小瀧 「…っ…」

　 望はもう何も言わんくなった。ちょっと俺、今回怖すぎるよな。

神山 「…なぁ、壊れてくれるやんな…」

小瀧 「…」

神山 「まぁ…壊れてもらうけど」

　 そう言って、望が見つけた玩具を入れる。

小瀧 「…んっ…」

神山 「もっと、良いで？…我慢せんくても良いねんで。これ高性能やもん、我慢辛ない?」

小瀧 「…んぁっ…神ちゃん…やめ、て…」

神山 「んじゃもっと壊れろ。」

小瀧 「…っ…やぁっ…」

　 俺は静かにベッドから降りて、壊れていく望を見とった。

重岡 「…神ちゃん…。怖、いで?」

神山 「最初拒まんかったらここまでしんかったけど」

中間 「やからってあれは…見とっても怖かった。」

神山 「俺、純粋ちゃうねん。ごめんな」

小瀧 「…神、ちゃん…ッ。」

神山 「望？」

小瀧 「…ね、これ…やめ、て」

神山 「…え、何で？嫌いなん？」

小瀧 「イヤやっ。」

　 泣きながらそう言う望。そんなん煽るだけ。

神山 「…じゃあ、準備、出来たってこと？」

小瀧 「…ｸﾞｽｯ…もう、やめて…流星…っ」

藤井 「えっ?え、ん、え、どしたん…!?」

小瀧 「…うぁっ…りゅせ…助けて…」

藤井 「えぇー、えと、神、ちゃん…」

神山 「お前、受けたいん？」

藤井 「…ごめんなさい、」

　 望が助けを求める可能性が高いから、流星を先に脅しとって良かった(笑)

神山 「…じゃ、望。どうする?もう覚悟決めんと。」

小瀧 「ｸﾞｽｯ…もう…イヤやぁ…」

神山 「…あっそ…」

　 しょうがないから玩具だけは抜いた。このまま我慢できるんかな。



　 移行します。

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