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1,青×黄   ページ1

青side

  俺の彼女さ、ちょっと可愛すぎると思うねん。

  それなりに頭良いのに、アカンことは絶対覚えへん。

  いじれば『体が拒否しとんねん…』って顔真っ赤にして。ズルない?しかも自覚なし。

  ちょっと難しいわ。

中間 「…ってことやねんけど、聞いとった?」

  あ、今勉強教えてもらっとったんや。(笑)

藤井 「…ごめん、もう一回。」

中間 「3回目やねんけどぉ…」

  とか言いつつも同じ説明をまたする。そろそろ覚えてきた。ごめんね、淳太(笑)

中間 「分かったぁ?」

藤井 「おん、バッチリや。」

中間 「ホンマに?…テスト出来んねやろな…?」

藤井 「うん。おおきに。じゃあ今度はお礼で俺が教えたる。」

中間 「…?何を?」

  この展開初めてちゃうねんで?やのに覚えへんねん。勉強できんのに。

藤井 「俺の部屋来れば?」

中間 「…っ、イヤやっ!」

  あーぁ、分かってもたか。まぁでもお礼やし、受けてもらわんと。

藤井 「エエやん。淳太が思ってるんとちゃうかもしれんで?」

中間 「りゅうが教えれるんそれしか無いもん!」

藤井 「楽しいやんか」

中間 「イヤや!」

  何がそんな嫌なんやろ?国語出来んねんから利用してほしい。

中間 「…ホンマ…嫌やねんけど…」

  俺がちょっと手握るだけでめっちゃ泣きそうになる。皆がおる前ではあんなにビシビシ

  言うてんのに。そのギャップが惚れた一つでもある。

  そして俺は淳太がホンマに嫌やってこと、気付いてへんかった。

  気付かんと攻めまくって淳太には辛い思いさせとった。あとから気付いた。というか聞いた。

藤井 「…今日も元気やったな?」

中間 「…せやな。」

  終わったあと冷たいんはキャラ思い出すためやと思いこんどった。

藤井 「明日も教えてくれる?」

中間 「…うん」

藤井 「おおきに、じゃあまた明日な。おやすみ。」

中間 「おやすみ、」

  そんとき淳太は一瞬も笑ったことないのに、満足しとるって何で思っとったんやろ…?

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クマ(プロフ) - のんびり待ちますので大丈夫です。 (2017年7月24日 13時) (レス) id: bd53a1c5ea (このIDを非表示/違反報告)
夕梨菜(プロフ) - リクエストありがとうございます!何かちょっと今何も浮かばないんで更新遅れるかもしれないです。 (2017年7月24日 8時) (レス) id: 360dd1197c (このIDを非表示/違反報告)
クマ(プロフ) - リクエスト失礼します。青、桃×橙で裏あり、お仕置きで玩具ありをお願いします。 (2017年7月24日 5時) (レス) id: bd53a1c5ea (このIDを非表示/違反報告)
夕梨菜(プロフ) - 分かりました! (2017年7月20日 23時) (レス) id: 360dd1197c (このIDを非表示/違反報告)
しげ - リクエス失礼します。All×赤で裏ありでお願いします。 (2017年7月20日 23時) (レス) id: eca7c83762 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Yuri | 作成日時:2017年7月18日 18時

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