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２人の会話はロビー中に響き渡るほどだった。警備の人に睨まれる程度には。
「普通の事務仕事って言ってましたよね！」
「いや、あれは…その…。」
「嘘ついてたんですか！」
「ゆいかちゃん、アイドル好きって言ってたし…。」
「言い訳ですか！テレビ局勤めって言ったらホイホイついてくる女に見えたってことですか！」
「いや、そうじゃなくて…」
なんか鈴木さんが可哀想になって来た。しかし、間に入らせないほど妹の剣幕も激しく外野は黙っている他なかった。
「私、嘘つく人嫌いって言いました。」
「それはごめんなさい。」
「本当に好きだったのに遊びだったってことですね。思わせぶりな態度に勝手に勘違いして舞い上がって馬鹿みたい。」
「いや、それは違う！遊びなんかじゃない！」
「本気で気になってたから…。仕事のこと抜きにして俺自身を見てもらいたかったの。」
痴話喧嘩は犬も食わんから他所でやってくれ…。
なんだかんだ思い合っていた２人は、その後和解したようでなんだかいいムードを出し始めていた。
公共の場でやめてくれよ。姉も警備員さんも見てるんだぞ。
そろそろいいだろうと思い、本題に移ろうと声をかけたその時
「あの、お話中申し訳ないけど鈴木さんこれ…。」
「鈴木！いつまで休憩してんだ！次外って言ったろ！」
何やらカメラを持った方達が出て来てしまった。そうだ、鈴木さん仕事を抜け出して来てくれてたんだ。
「すみません。わざわざ待って来てくださってありがとうございました。まさかゆいかちゃんのお姉様とは知らず…。今度また、改めてご挨拶させてください。」
「いえいえ、こちらこそ助けてくださってありがとうございました。お仕事中すみませんでした。」
そのまま彼は撮影の準備に戻っていった。
仕事の邪魔になると思い外へ行こうと思ったその時、集団に囲まれたカラフルな人たちが鈴木さんをからかっているのが見えた。
え、SnowManさんじゃん…。
続く (更新停止中)
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でででちゃん(プロフ) - KiiiiLAさん» ありがとうございます！完成までお楽しみください。 (2022年4月2日 10時) (
レス) id: 66ca21e792 (このIDを非表示/違反報告)
KiiiiLA(プロフ) - ひかるくんが犬！ 想像しただけで可愛いです！ 物語楽しみにしています^_^ (2022年3月30日 22時) (レス) @page30 id: f5fdf1c4e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でででちゃん | 作成日時：2022年3月19日 23時
