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この体質になって随分慣れたある日、仕事中に怪我をした。
ただの捻挫だが、小さい頃からこの仕事をしていた俺は捻挫を軽くみて治療をおざなりにしていた。そのせいなのか今回の捻挫は酷く腫れ、痛みが今までで１番酷かった。
練習を見に来ていたタキザワくんには練習参加禁止令を出され、仕事もしばらく休み、本番までに治すように言い渡された。
…やってしまった。
ここからなのに。
やっと波に乗り始めた今が１番大事なのに。
長年陽の目を浴びられなかった俺たちがやっと、デビューできた。
言い忘れていたが、俺の仕事はアイドルだ。それも下積みの長い。
だからこそ焦っていた。
練習に出れないという事はそれだけ周りと差が付く。ただでさえやる事が多くブラッシュアップしていきたいところが多いのに、
このままでは…
そこで何を思ったのか俺は自分の体質をここで活用しようと思った。
怪我をしたのが右足。
イヌの姿ならば体重を分散することができる。つまり、足に負担をかけずに体力づくりが出来るのだ。
これは、やらない手はない。
そうして、人目に付かない深夜の公園で１人の時もあれば、たまにふっかを連れてランニングなんかをひたすらした。
馬鹿だったなって、こちらの様子を心配そうに見る女性の家に向かいながら思った。
てか、なんで今日ふっかいないわけ！？ふっかのせいじゃん！
「はっくしゅん！あ゛〜。誰か噂してんのかな❓わら」
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でででちゃん(プロフ) - KiiiiLAさん» ありがとうございます！完成までお楽しみください。 (2022年4月2日 10時) (
レス) id: 66ca21e792 (このIDを非表示/違反報告)
KiiiiLA(プロフ) - ひかるくんが犬！ 想像しただけで可愛いです！ 物語楽しみにしています^_^ (2022年3月30日 22時) (レス) @page30 id: f5fdf1c4e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：でででちゃん | 作成日時：2022年3月19日 23時
