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私の後から来たジョングク君というもう1人の新人さんは人見知りなのか口数が少ない。


私の隣のデスクのホソク先輩はとてもフレンドリーで面白くて午前中に仲良くなった。



お昼休憩はもちろん友達もいない私は1人でお弁当を食べる。


スマホから通知が鳴り、見るとテヒョンくんだった。

TH “おつかれ!(^^) 仕事どんな感じ?”


“みんな良い人で働きやすいよ。テヒョンくんは今お昼休憩?” と返事をした。


テヒョンくんのカカオのプロフィール画像は可愛らしい犬。

可愛いな、テヒョンくんにかわいがられてるんだろうな。とプロフィールを見つめていると

「Aさんっ」と後ろから声をかけられた。


「ひっ!」


びっくりして振り向くとソクジン先輩。


JN「そんなびっくりする?ランチお邪魔していい?」と特徴的な笑い方をしながら前にドカンと座り込んできた。


「いいですけど、びっくりしました!」



JN「ごめんじゃん?」



JN「で、どう?新しい職場は」


「みなさん優しくてすごく働きやすいです!ただ、ジョングク君とは仲良くなれなさそう。」


するとまた笑い出すソクジン先輩。


JN「人見知りは大変だよね」と言いながら口に唐揚げを放り込む。


ソクジン先輩は明るくて誰とでも仲良くなれそうだよな。テヒョンくんみたいに。

そんなことを考えてると

JN「あー、これから資料作らなきゃなんだった!じゃあ戻るね!お邪魔しましたっ」と立ち上がり颯爽と去っていくソクジン先輩。



するとテヒョンくんから

“そっか!よかった。今日は何時に終わるの?”


とカトクがきた。

“5時に終わるよ”と返事をするとすぐ返事が来た。

TH “じゃあ飲みに行かない?”と。


ん?飲みに?テヒョンくん。私達そんな仲良くなったのかなと思いながらも今日は何もないし“いいよ”と送った。

TH “じゃあ決まり。5時過ぎにAちゃんの会社の最寄り駅に行くよ” と返事が来たが、テヒョンくんの距離の詰め方が4年間彼氏なし歴を更新している私からはかなり戸惑いのあるものだ。


昼休憩が終わる15分前に周りがそれぞれの部署に戻り始めたので仕事に戻る。

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作者名:夢々 | 作成日時:2021年7月8日 6時

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