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次の日、泣き腫らした目を保冷剤で冷やして重い身体を無理やり起こして仕事へ向かった。




相変わらずホソクさんは優しくて私に元気がないのを察して「無理しないで」と声をかけてくれた。



昼休憩、頭が痛くてコーヒーを買いに給湯室へと向かう。



コーヒーメーカーが常備してあるこの会社、最高すぎる。



そんな時、後ろからいきなり声がしてびっくりする。



「Aさん」



振り向くとジョングクくんがいた。


「あ、お疲れ様です。」



JK 「僕もコーヒーもらっていいですか。」



いつもは全く声を聞かないジョングクくんから頼まれごとをされて妙に嬉しい。


「あ、はい!」




ジョングクくんは私の方へと距離を詰めてきて壁によりかかる。



小さい給湯室の中にここまで距離を詰める必要があるのか謎。



JK 「Aヌナ、敬語やめてください。僕年下なんで。」


「ヌ、ヌナ?」



この子、距離感がバグりすぎてる。



いきなりあまり話したことない相手にヌナ呼びとは何事?



しかもあんた今まで素っ気なかったよね?




ジョングクのコーヒーができて渡す。



「はい、ジョングクくんの出来たよ、じゃあ戻るね」



給湯室を急いで出ようとすると手首を掴まれる。



JK「ここでちょっと僕の相手してください。」

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作者名:夢々 | 作成日時:2021年7月8日 6時

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