好きになっちゃダメですか (ページ17)

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家を出てテヒョンと待ち合わせている駅前の噴水前へと向かう。

着くと、私を見つけて目を丸くして「えっ」とびっくりしたテヒョン。

TH 「……今日なんか可愛いじゃん」

「えっ、ほんと？」

TH 「うん、私服意外。」

そっか、会うのはいつもスーツ姿だったもんな。

TH 「じゃあ行こっか。」

私が行きたかったパンケーキ屋さんをテヒョンが予約してくれていた。

なんて気が利くんだろう、、。

パンケーキ屋さんに着くと海側のテラス席に案内された。

テヒョンは「やった〜。海側！」と子供のように笑う。

この笑顔も、たまにする真剣な顔も、風に揺られるテヒョンの髪、きれいな指先。

歩く時は歩幅を合わせてくれて話す時は目を見て聞いてくれて、優しい笑顔で微笑んでくれる。

ああ、テヒョンのことが好きだなぁ。