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家に帰り、
家事をして私は1人部屋にいた
望くんはもう私の気持ちを知っている
「はぁ」
さっきから出るのはため息
望くんのことを考えてはいつもため息を零している
一緒にご飯を食べることも同じ空間にいることも、
今は避けたい
と、
「......っ」
ノックの音が聞こえる
私は立ち上がり、
ドアを開ける
「...な、何か......？」
「あんさ、」
そこには望くんが立っていた
もちろん今家には望くんと私しかいないから、
ノックをしたのは誰かなんて考えなくてもわかる
「そんなに避けんでもいいやん」
「...さ、避けてなんか...」
そう言って私は口を噤んだ
避けてるのはホントだし、
きっと望くんもその気持ちを知っている
「勉強してるん？」
「はい」
「じゃあ一緒にやろ」
「え、」
「嫌なん？」
「............」
なんて返事をしていいのか分からなかった
そもそもなぜ望くんがそんなことを言うのか、
ますます彼の考えていることが分からなくなった
「嫌...じゃ、ないです...」
「じゃあ俺の部屋な」
「えっ」
望くんの言葉に目を見開く
別に望くんは普通に話しているのかもしれないけど、
好意を抱いている私からすれば、
彼の部屋に行って勉強するなんてことはできない
心臓がもたないから
「別にリビングでも...」
「へぇ、緊張するんやぁ」
「き、緊張なんて！まさか！」
「じゃあいいやん」
「............」
結局私は望くんの誘いを拒否することが出来なかった
.
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なのは(プロフ) - NANAMIさん» ありがたいお言葉ありがとうございます〜！頑張ります(^^)/ (2018年12月22日 18時) (
レス) id: c46f4189c6 (このIDを非表示/違反報告)
NANAMI(プロフ) - 更新、大変だと思いますけど頑張ってください！ (2018年12月18日 16時) (レス) id: da61253991 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なのは | 作成日時：2018年11月11日 17時
