３０話【嗅回】 ページ46
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『わあみんな来てくれたの？わざわざありがとね』
深月がプルプル震えているのがわかる。いやマジごめん。
マイキー「ほんとは場地も連れて来たかったんだけどさ。…アイツ、��Aなんだから起きるに決まってる。オレはオレのすべき事を終わらせてから会いに行く��って言ってたんだよ」
『すべき事…』
マイキー「……な、ずっと気になってたんだけど…。場地の言うやるべき事って、一体なんだと思う？」
『え、』
三ツ谷「頑なに言わねえよな。千冬はなんも聞いてねえの？」
千冬「聞いてませんよ。まあ仮に知ってたとしても言わない…っつか、言えないっすけどね」
場地さんが言わないってことは、と続けた。
『…多分……ってか、確実に私の母親と…元彼を探してんだと思う。探し出せたら、警察にぶち込むって』
ドラケン「…どういう事だ？」
『立って話すのもアレだし…屋上行っちゃおっか。深月はどうする？』
深月「一旦帰るよ！まだ時間あるし、美味しそうなケーキ買ってくる！」
『そっか。お兄さんと行くんだよ』
深月「うん！じゃあ、またね！」
『ありがとね〜、気を付けて。………よし、行こ！』
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『お、いいね。ベンチあるしあそこ座ろ』
武道「はい！……つーか…良かったんスか？東雲さん…」
『深月は男の人が苦手なんだよね。だからああいう反応しちゃったんだ。』
ベンチに腰かけ、一息つく。
『…で、圭介のすべき事についてだよね』
マイキー「そ〜。ずっと気になってた」
『簡潔に言うと私の母親も元彼も異常だ。母親とはもう縁切ってるから親でもなんでもないんだけどね。
あの人は今頃パチンコ屋にでもいるんじゃないかな。娯楽のためなら人のお金も平気で使うし、金遣い荒すぎて縁切った。
で、元彼は……私の親友…さっきの子ね。深月を陥れて集団で無理やりやろうとした。ボコボコにしてそいつとも縁切って今に至るんだけど…
ど〜やら、その二人が私を嗅ぎ回ってるらしいんだよね』
「「「！！」」」
柔らかい風邪がなびいた。
『なんで嗅ぎ回ってるのか…。恐らく、手を組んで私を探し出して、母親に私の貯金を、元彼に私の体をって分けっこするんだと思う』
三ツ谷「は…？」
千冬「なんだよそれ…」
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いずな - 稀咲と一緒にいる人ってムーチョじゃないです、、！ (2021年10月22日 20時) (
レス) @page24 id: d77593a0aa (このIDを非表示/違反報告)
できれば自分で死にたいねこ - 面白いです！なんか元気でます！ (2021年10月4日 10時) (レス) @page41 id: 60f0d95172 (このIDを非表示/違反報告)
いすみ(プロフ) - しお。さん» オアアーー！！！！！ありがとうございますッッウウッッ！！！！！！！！！！(;_;)(;_;)(;_;) (2021年8月30日 23時) (レス) id: 664c4760a5 (このIDを非表示/違反報告)
しお。(プロフ) - 面白いです！！！！続き楽しみにしてますー！！！！！！ (2021年8月25日 8時) (レス) id: f91987a1e3 (このIDを非表示/違反報告)
いすみ(プロフ) - とまとまんじゅうさん» うわーーんありがとうございます(泣)頑張ります！！ (2021年7月31日 20時) (レス) id: 664c4760a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いすみ | 作成日時：2021年7月25日 22時
