13話【危機】 ページ15
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どれくらい経っただろうか。
万次郎や東卍のみんなが来て、愛美愛主との抗争が本格的に始まって。
たけみっちはドラケンが刺されるって言ってたけど…タイミングが分かんないな。
武道「ドラケン君!!!!」
『!?どうした!!』
武道「Aさ…ドラケン君が、ドラケン君が……!!刺された!!」
『!…ッ、クソ…!燎!!少し離れる!!』
燎「!了解!!」
雑魚共が絡んでくるけど押しのけて、たけみっちの元へ走る。
万次郎の、「ケンチンを頼む!」的な声が聞こえた。
やっとの思いでたけみっちの所へ辿り着く。
『はあ…っ!…どれ…結構深いな、…たけみっち、ドラケン担げる?』
武道「た、多分…いや、担げます!」
……結構怪我してんのにヘンな意地張るなバカ。
『…お前も怪我すごいじゃんか。無理だけはすんなよ。…ドラケン、聞こえる?ちょっと痛いかもしんないけど耐えてね』
ドラケン「ああ…」
私は着ていたシャツの端を破り、刺された箇所に強く押し当てる。分厚いシャツ着ててよかった!
ドラケン「っぐ…!!」
『…よし……。たけみっち、もう肩貸すくらいで良い。ドラケンのココ、押さえてあげて。
で、着いてこい!』
武道「ハイ!!」
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『って…テメーら邪魔だ!!』
クソモブが!ドラケンの命かかってんのに…!
先程エマとヒナに救急車を呼ぶように頼んでおいたので、直に来るだろうけど…
そしてなんかたけみっちが俺のリベンジだどうたら言ってるけど…
『あーもうわかった!たけみっちソイツやれ!残りのヤツは私がやる!エマ、ヒナ、ドラケン支えてて!』
武道「うす!!」
エマ/ヒナ「「わかった!!/分かりました!!」」
そこからはあっちゅーまだった。
モブをノシて、救急車が来て、ドラケンと一緒にたけみっちが乗り込んで。
私はとりあえず後ろに燎を乗せて病院へ向かった。
_______
「一命は取り留めました。手術は無事成功です」
『!よかった…!』
病院内が、歓喜に包まれる。
「ところで、シャツの切れ端のようなものを当ててくれていたのはどなたでしょうか?」
武道「!」
『ぁ、私です』
「!あなたでしたか…。あれが無ければ、彼はかなり危なかったです。恩に着ります。」
『いえ…役に立てたなら、光栄です!』
…ホントに良かった!!!
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いずな - 稀咲と一緒にいる人ってムーチョじゃないです、、! (2021年10月22日 20時) (レス) @page24 id: d77593a0aa (このIDを非表示/違反報告)
できれば自分で死にたいねこ - 面白いです!なんか元気でます! (2021年10月4日 10時) (レス) @page41 id: 60f0d95172 (このIDを非表示/違反報告)
いすみ(プロフ) - しお。さん» オアアーー!!!!!ありがとうございますッッウウッッ!!!!!!!!!!(;_;)(;_;)(;_;) (2021年8月30日 23時) (レス) id: 664c4760a5 (このIDを非表示/違反報告)
しお。(プロフ) - 面白いです!!!!続き楽しみにしてますー!!!!!! (2021年8月25日 8時) (レス) id: f91987a1e3 (このIDを非表示/違反報告)
いすみ(プロフ) - とまとまんじゅうさん» うわーーんありがとうございます(泣)頑張ります!! (2021年7月31日 20時) (レス) id: 664c4760a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いすみ | 作成日時:2021年7月25日 22時