律儀とかそういうのではなくただ単に申し訳ないという気持ち ページ46
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鐘の音で目が覚める。
『ん…ふぁあ……よく寝た…って待って』
ルチウスがしっぽを私の腕に絡めてすよすよと寝ているけどそれよりもだ。
それよりもヤバいことが今！！！！！！！
発覚したッッッッ！！！！！！！！！！！
ジャック「おはよう。どうした？」
エペル「なんか失くした？」
『いや……魔法史寝ちまったなと思って……！！！うわ最悪！！！わかんないとこあったのに！！』
ウワーー！！と頭を抱え込む。マジ最悪じゃね？
学校遅刻したとかバイト遅刻したとかその時の気分だわ今。うわマジ最悪。
ジャック「まあノートは見せてやるから。そんな落ち込むなよ」
『優しい…しゅき……でもさでもさぁ、寝ちゃったんだよ？怒られるよおぉお』
エペル「ぁ…多分それは……」
ジャック/エペル「「大丈夫だと思う」」
『何を根拠に？？』
エペル「だってトレイン先生、Aは寝かせてやれって言ってたし。ルチウスにはAを癒してやれって言ってたよ」
『マジで……？トレイン先生まだいるね…一応謝っとこ…』
ジャック「別に(謝らなくても)大丈夫だと思うが…」
律儀だなあ、と二人は感心した。
『あの……トレイン先生』
トレイン「む？あぁ、Aか。何かわからないところでも？」
『あ、いや…まあ、分からないところはあるんですけど。
それより…寝ちゃってごめんなさい、授業が始まって先生の声を聞いて、安心して寝てしまったようで…』
しょんぼりしてそう言うAに、トレインは きゅん！！！！！！ となった。
これが…孫というもの…！とか思った。
トレイン「安心しなさい、減点はしていないよ。君の活躍は学園長より聞いている。大変だったね」
そう言ってトレインは微笑み、Aの頭をぽんぽん、と撫でた。
『〜〜〜〜ウゥ！！ぉ、おじいちゃん…って、呼びたいぃ……！！！』
ジャック「(何言ってんだアイツ！！！？？？？)」
エペル「？？？？？？？？？？？？」
幼い頃からAは、母方の祖父が大好きであった。
祖父は遠方の田舎に居て、会いたくてもすぐに会うことは叶わなかった。
それでも大好きであった。
トレイン「…好きなように呼びなさい。私は…そう呼んで欲しいがね」
いつの間にかトレインを、祖父と重ねてしまっていたのである。
Aの綺麗な水色の瞳から流れる涙は、白い肌にとても映えた。
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シーラカンス - ﾐ゜ｯｯごめんなさい！！！3章(？)にちゃんと書いてありましたね！！！もうしわけないです！！泣 (2021年1月12日 23時) (
レス) id: d35991619f (このIDを非表示/違反報告)
シーラカンス - 友達庇ってトラ天したのに行方不明になってるって矛盾してる気がするんですけど、もしかしてその事故のことが無かったことになってるとかなんですかね？？話はすごく面白くて好きなんですけどそこがめっちゃ気になって、、、 (2021年1月12日 21時) (レス) id: d35991619f (このIDを非表示/違反報告)
しゃけ(プロフ) - 「？」多すぎて「？」のゲシュタルト崩壊が始まりました。少し減らしていただけると一部の読者の目に優しい小説になるかと(ただの願望) お話は面白くて大好きなので、ひそかに直してくれないかなと考えながら読み進めます。 (2020年10月26日 20時) (レス) id: 739f78e142 (このIDを非表示/違反報告)
あいす - とても面白いです！ただ、リドルと錬金術で対面しているので寮長さん呼びに違和感を感じました！ (2020年8月30日 22時) (レス) id: 70b00b1372 (このIDを非表示/違反報告)
ひなた(プロフ) - 【速報】ゴーストはオタクだった (2020年8月5日 12時) (レス) id: 9c59ea3322 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澱粉 | 作成日時：2020年5月1日 1時
