怖いねぇ! ページ8
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それからAは炭治郎達と街を堪能した。
Aのおすすめの良さげな店で昼餉を食べ、甘味を食べ、そして呉服屋へ。
Aは新しい羽織が欲しいとのこと。
そこで善逸に選んで欲しいんだとか。
善逸「えっ、俺!?炭治郎じゃなくて俺!?!?」
『うん、善逸がいい!』
善逸「うーん…Aさんはなんでも似合う気がするけどなぁ…。何色がいいとかはあります?」
『出来れば…そうね、紫とかがいいかな』
[…Aの好きな色って]
善逸「紫ですね、濃さは……」
『ふふ、少し薄いのがいいな。』
善逸「わかりました!!待っててください!」
炭治郎「…Aさん、なにか隠してますよね」
炭治郎は鼻を すん、 とした。
伊之助「あ?何隠してんだ!!!」
『やっぱバレちゃうかあ…。……実は、』
私は炭治郎と伊之助に今日のことを話した。善逸にも後で話すつもりだ。
炭治郎「……なんですかそれ、全員に頭突きしてもいいですかいいですよね分かりました今すぐ行ってきます」
『おいおいおい待て待て待て待て!!!!』
伊之助「相撲か!?やるぜ!!」
『はぁ!?違うわ!!伊之助落ち着け!!炭治郎も!』
善逸「…なんですかこの地獄絵図」
女将「A様、お着物が乱れてしまっていますよ…。お直し致します」
『すみません…』
______________
善逸「はぁ!?柱みんなが異常に冷たいぃ!?なんだそれ!Aさん辛くないんですか!いや辛そうな音がする!!」
『…辛いけれど、我慢するよ。何を企んでんのか……まさかハナからこれが本性だったのかもね。おぉ怖い。』
炭治郎「……無理しないでください、Aさん…。とても悲しい匂いがします」
伊之助「泣きたきゃ泣けばいいじゃねぇか」
『…悲しいはずなのに、辛いはずなのに何故か涙は出ない。多分、心のどこかでまだ柱の皆を信じている自分がいるんだ。』
善逸「…、ガツンと言った方が良くないこれ」
炭治郎「ああ、今からでも蝶屋敷に行こう。アオイさん達に何か知らないかまず聞いて、鴉伝いに柱の人に聞いていく」
『いやいやいやいいよ…!私が何とかする。大丈夫!』
炭治郎「Aさん」
『!(ビクッ』
炭治郎の顔が、こわい。見れない。
炭治郎「苦しいのに大丈夫大丈夫って言っちゃダメです。俺は貴方が心配なんだ」
『炭治郎…』
伊之助「そんなんだといつ体壊しても可笑しくねーぞ。」
『(じーん』
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妖精・ナルル - 技の一つ一つがかっけぇ…みんなが可愛すぎてヤバイ位発狂しました…皆が尊い… (2020年2月24日 20時) (レス) id: 428de63203 (このIDを非表示/違反報告)
(*^^*) - 続き!続き!早く!早く! (2020年2月5日 2時) (レス) id: b495665938 (このIDを非表示/違反報告)
澱粉(プロフ) - さらさん» あらっ!?東方でも出てくるんですか!?私はなんかカッコイイことわざないかな……、、、。エッ!?これかっちょい!!ヤベぇ!決定。って感じで決めたんですが、東方にも出てくるなんて…!!( ˙ω˙ ) (2020年1月30日 18時) (レス) id: 385b100056 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 東方でてるよね!絶対!月に叢雲花に風 (2020年1月29日 21時) (レス) id: bb85e72a7e (このIDを非表示/違反報告)
澱粉(プロフ) - リセットさん» ギャァアーーーーー!!!!とてつもなく嬉しいですありがとうございます(;_;) (2020年1月14日 22時) (レス) id: 385b100056 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:澱粉 | 作成日時:2019年9月23日 2時