【鬼滅の刃】転生したらめちゃくちゃ愛されて超絶ベタベタな件について・弐

番外編「天柱に妬いて欲しい」 ページ4

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特に重大な議題がある訳でもないのに((開かれた、本当は半年に一度の柱合会議。


急遽本日開かれた。柱(天柱、任務により不在)はすぐに集結した。



今日の産屋敷耀哉への挨拶は煉獄だった。


煉獄「御館様！本日我々が収集された訳をお聞かせください！」


産屋敷「うん、勿論。


単刀直入に言う。杏寿郎含む柱全員、Aのことが好きだね？いや、小芭内と行冥は違ったかもしれないが」


不死川「！…どうしてそのようなお考えに至ったのでしょうか」


産屋敷「見ていて分かりやすいんだ。気づかないAが少々心配になるがね」


錆兎「……それで…御館様の仰りたいこととは？」



産屋敷「皆、Aに嫉妬されたいとは思わないかい？」



義勇「思わないはずがありません」


胡蝶「Aさんに嫉妬されるなんて…夢のまた夢ですね」


甘露寺「でもでも、きっと絶対可愛いわ…！」



産屋敷「だろう？だから…皆でAに冷たい態度を取ろう！辛いかもしれないけど…。」


時透「A姉さんに冷たくするなんて……心が裂けそうです」


産屋敷「それは重々承知しているよ。
冷たくするのが大事じゃない。Aには冷たくするが他の隊士とは普通に接するということが大事だ」



なぜ産屋敷耀哉が急にこんな発言をしだしたのかは、誰も聞かなかった。否、聞けなかった。(((



宇髄「……A、辛さで倒れちまうかも知んねえな」


悲鳴嶼「あぁ…なんと可哀想な……」

錆兎「…冷たくするのは気が引けますが…全力は尽くします」


義勇「……そうだな」


産屋敷「ありがとう。……ん、Aがもうこちらへ向かっているようだ。早速開始しよう。柱合会議(？)はこれで終わりだ。お疲れ様。」



柱「「ありがとうございました」」





産屋敷耀哉が姿を消したと同時に、Aがまたも上から現れた。



『ありゃ…今日はさすがに無理だったか…。』



甘露寺「(キャーーッ！！Aちゃんが来ちゃったわ！！どうしよう、ちゃんとできるかしら、大好きなAちゃんに冷たくするなんて辛いけれど頑張るわ！)」


煉獄「(仮にも好いている女性に冷たくするなど気が引ける…。が、嫉妬されたいという気持ちは強い。だが……うぅむ…)」


時透「(絶対無理)」



葛藤。



その場から動くことない柱を目の前にし、Aは首を傾げる。


その動作に胸を打たれたものが数名。



『…皆どうしたんですか、固まったままで……』



どうする……！！！

↓_(ˇωˇ」∠)_ ﾂﾗｧ……→←怖岡万太郎

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