いや無理です ページ25
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この世界に来てから……というか、転トリでこの世界に爆誕してからというもの、物事への価値観がかなり変わった。
もうほんと今の自分の死への抵抗のなさとかといったら自分でも呆れてしまう。
鬼殺隊に入っているからしょうがないのだろうがやばいほど抵抗がない。守りたい者を守り抜けたなら全然いいって感じなんだが。
とりあえず、鳳条をどうするか、だよね。
とりあえず和斗くんを呼んでこなくっちゃ。
『……実弥、めっちゃ申し訳ないんだけどもう少しその子のこと見ててくれない?その子に会わせたい人がいるんだ』
不死川「…コイツとおめェの言う会わせたい人っつーのはどういう関係なんだよォ」
『姉弟らしいの(小声)』
不死川「!…わかった、すぐに連れてこい」
『感謝致す!!御館様、少し席を外すことをお許しくださいませ……!』
私は急いだ。蝶屋敷へと。
『てかいねぇかもしんねぇな……バラけてる可能性あるわ』
ボルトを遥かに超える速度で走る。
蝶屋敷に着いたぜ!!!!!!!
はいそこ、早いとか言わない。
『ごめーーん!!和斗くんいない!?いないかなあ?』
アオイ「Aさん!どうされたんですか?」
『あっ、アオイちゃん!!和斗くん見なかった?ほら、背の高い!イケメンの!甲の!』
アオイ「さすがに名前だけでわかりますよ……特徴を伝えてくださったのはありがたいですが。
そちらにおられます。炭治郎さんたちと鍛錬をなされていますよ!」
アオイちゃんが手を指したところに、マジで和斗くんいた。
『おるやん!!ありがとアオイちゃん!
おーい!和斗くーーーん!!!!!』
アオイ「…風みたいな人」
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名城「俺の……姉が?例のあの女なのですか?」
『うん、そうみたい。信じ難いけれど本当なのよ』
炭治郎「……例のあの女って…先刻の?」
『ご名答。今本部にいるの』
善逸「まさか名城さんのお姉さんがあの人だなんて……」
伊之助「鬼なんだろ?どうすんだ?」
名城「…姉だったんだろうがなんだろうが…殺すしかないだろ。過去に人を喰ってしまってんだ。それに現在も。禰豆子ちゃんみたく飢餓状態の時が1度もないわけだからさ」
『……そっかあ。じゃあ…今から行くけど、大丈夫?』
名城「行くって何処へです?」
善逸/A「『何処って、本部しかないでしょ』」
炭治郎「被った…」
名城「本部!?えぇ!?いやいやいや無理です無理です!!」
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妖精・ナルル - 技の一つ一つがかっけぇ…みんなが可愛すぎてヤバイ位発狂しました…皆が尊い… (2020年2月24日 20時) (レス) id: 428de63203 (このIDを非表示/違反報告)
(*^^*) - 続き!続き!早く!早く! (2020年2月5日 2時) (レス) id: b495665938 (このIDを非表示/違反報告)
澱粉(プロフ) - さらさん» あらっ!?東方でも出てくるんですか!?私はなんかカッコイイことわざないかな……、、、。エッ!?これかっちょい!!ヤベぇ!決定。って感じで決めたんですが、東方にも出てくるなんて…!!( ˙ω˙ ) (2020年1月30日 18時) (レス) id: 385b100056 (このIDを非表示/違反報告)
さら - 東方でてるよね!絶対!月に叢雲花に風 (2020年1月29日 21時) (レス) id: bb85e72a7e (このIDを非表示/違反報告)
澱粉(プロフ) - リセットさん» ギャァアーーーーー!!!!とてつもなく嬉しいですありがとうございます(;_;) (2020年1月14日 22時) (レス) id: 385b100056 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:澱粉 | 作成日時:2019年9月23日 2時