つぶろ短編集 (ページ4)

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○ ページ4

『あ、よかった…。あの、実は私、DBDで遭遇したんです！おついちさんに！』

キラキラとした目で俺にそう話す。

「え、ほんとお？どっちがどっちだった？」

『私がキラーで、おついちさんは逃げるほうでした！』

「うーん…なんて名前でやってる？」

『ぽたって名前です！』

ぽた……………………

「あぁ！！あのめっちゃ追いかけてくる子！？結局負けちゃったやつじゃない！？」

『それですそれです！』

「あぁ～！君だったのね！！それにしてもギャップすごいね、デドバイやるんだ！」

『やりますよ！基本的に御三方がやってるゲームはすでにプレイ済みか進行中です笑』

「マジで！？笑バイオもやったの？」

『やりました！謎解きが楽しかったですね～』

「すんごいね…！おれ謎解き結構時間かかっちゃう時とかかんない時あるからほんと…」

『わかります！偏りありますよね。調子いい時はほんとサッと解けちゃうんですけどそれがなかなかもたなくて…』

「そうなのよねぇ。逆に難しいの簡単に解けて簡単なの苦戦したりするわ笑」

『もうめちゃくちゃわかる笑あぁ～笑った…あ！！ごめんなさい、話ふっかけちゃって…まだおついちさん何も頼んでないのに…』

「いいのいいの！盛り上がれたしいいじゃない！」

『ほんと心広いですねぇ……』

「そうかなあ笑」

自分でもびっくりだ。こんなに話が広がるなんて。

「よし、ピンポン押してくれる？？」

『はい！』

ﾋﾟﾝﾎﾟﾝ

「ご注文お伺い致します…」

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時間もあっという間に過ぎて、もう夕方。

「そういえばさ、本名なんて言うの？ごめんね、ナンパみたいだけど……」

『いえ、全然！Aと言います！倉橋Aです！』

「Aちゃんね！おっけー！そだ、LINEも交換しとかない？あとTwitterとか！」

『い、いいんですか！LINEは…』

よし、かなりいい！！自然な流れ！！！

「よし、ありがとう！」

『こちらこそ！……ぁっ、ともうこんな時間…！ごめんなさい長居させてしまって…！』

「うぅん、いいの！楽しかったから全然いいの！」

『ほんとですかあ……？おついちさんがいいならいいんですが…では、そろそろお暇させていただきますね！長い時間話せて嬉しかったし楽しかったです！』

「えっ、もう帰っちゃうの……？」

『へ…？あ、いや、、その、あれがあるんですよ、スーパーの特売が…』