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【2話】うちの家は…… ページ3

_____





気を取り直して画面に目を戻すと、

リポーターのお姉さんが、駅から商店街に向かって歩き出すところが映っていた。


「この鳴神商店街にとてもおもしろい"ご近所さん"
がいらっしゃると言うことで、私がリポートにやってきました!」


ここまで言ったところで、Aが額にしわを寄せた








『…………ねぇ、これって___』








珠「ち、違うよ多分!」


言葉を遮るように言う


嫌な予感が増す







すると、予感は的中。いきなり龍のぬいぐるみを着たパパとママが、ばーんと映し出された








「どうも〜っ!【占いハウス・龍の門(ドラゴン・ゲート)】のアイドル、たまりんでぇ〜すっ!」

 

アニメキャラみたいな声で、ママが叫ぶ。


続いてパパもにこやかな顔で手を振った


「同じく、りゅうたんでぇ〜すっ!」



Aの額にますますしわがます


そんなことをわかるはずがない二人はビシッとポーズを決めると、声を揃えた。


「さてさて、次に現れますは、我ら一族の大巫女にございます!」


珠「(もしかして………!)」


嫌な予感でいっぱいだが、画面から目が離せない



膝をついて両手をひらひらさせているパパとママの間から、すまし顔で現れたのは、………



思ったとおり、おばあちゃんだった。


珠「(………やっぱり!)」


がくーんと肩を落とす珠梨


『…珠梨……大丈夫か…………?』


珠「!大丈夫だよ………!」


Aの気遣いで気持ちが軽くなったのも束の間


「我は玉呼(たまよ)びの巫女(みこ)、たまゆらなり!」



おばあちゃんは静かに玉を置き、両手をヘビのようにくねらせたかと思うと、いきなりくわっと見を見開いた。


「きえぇぇぇぇい!!」



☆★☆





その後なんやかんやあったのだが、



全国放送でパパとママが珠梨達の名前を叫ぶというハプニングでAがキレるという事件がおき、

テレビを消すことになった




☆★☆




珠「はぁ……疲れたぁ……」



珠梨達の家は

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aMD - 面白い!頑張ってください! (2022年2月13日 12時) (レス) @page3 id: 4685a6f279 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:123 | 作成日時:2022年2月11日 19時

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