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両角くんは下まで降りてきて、しゃがみこんだ私を引っ張る。
両「A、立って。行くよ。」
ぽろぽろと涙をこぼしながら座り込み、清田刑事の亡骸に手を伸ばす私に腹が立ったのか、彼は強く引っ張る。
「…」
両「そんなにその男が好きだったの？」
「そんなんじゃない…」
両「じゃあなんなのさ」
間違いなく清田刑事に恋愛感情はなかった。
ただ、ただここまで自分を心から心配してくれた方を殺したのが初めてだったから、自分の中のわずかに残っていた理性的な部分が揺れているだけ。
それを両角君が理解してくれるかは別だけど。
両「教えてよ。そいつはAの何を知ってたの。A。」
「なにも知らなかった。私の素性を何も…。でもさっき向けてくれた優しい目は、間違いなく本物だった。」
そういって彼の顔を見上げると、見たことのない悲しそうな顔をしていた。
両「僕とは違う。ってこと？」
「…うん。…ただー」
私の言葉を遮るように彼は掴んだままの私の腕を強く振りほどいた。
その力でそのまま尻もちをつく。
彼から初めて受ける、暴力だった。
両「…暫く会わない。」
「え…」
両「じゃあね」
待って、と叫べなかった。
今の私には、叫べない。呼び止められない。
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鏡月 あや(プロフ) - ナナさん» わー！嬉しいです！ 皆ロスなんですねww (2021年7月8日 2時) (
レス) id: 06f4607605 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - めっっっっちゃ好きです両角ロスなんでありがたい！！ (2021年7月8日 1時) (レス) id: fed522c1c2 (このIDを非表示/違反報告)
鏡月 あや(プロフ) - ちゃんさん» コメありがとうございます！ 私も探したんですけど無かったので作りましたw こちらこそありがとうございます！頑張ります！！ (2021年7月3日 23時) (レス) id: 06f4607605 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃん - 映画を観たあとすっかりハマってしまい、夢小説ないのかな、、、ないよなーと思った矢先にこちらをお見かけしてはわわ、、、っとなっていますw兎に角ありがとうございます！楽しみにしています (2021年7月3日 22時) (レス) id: 5ec2a8a618 (このIDを非表示/違反報告)
鏡月 あや(プロフ) - 菜摘さん» 両角ロス分かりますw コメントありがとうございます！！ 頑張ります！！ (2021年7月1日 16時) (レス) id: 06f4607605 (このIDを非表示/違反報告)
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