【あんスタ】そうだ、痩せて復讐しよう。その２

＃５４.グレーと黒 ページ9

*





『まぶためっちゃ痛ぇ』

泉「俺の優しさとシャツ返して」



かおを洗っても治らないまぶたの痛み。
めっちゃヒリヒリする。日焼けかな？？





泉「もぉぉぉびしょびしょじゃん！気持ち悪っ！
クリーニング代、高くつくからぁ！！」

『だからごめんって〜！
……ありがと、ちょっとスッキリした。』

泉「……あっそ」





そう言って、また歩き始める。


一人じゃなく、二人で…







『ねぇ泉、クリーニング代ってどんぐらいかかるかな？』

泉「い、今名前で呼んだ！？呼んだよねぇ！？」

『え、うるさっ。クリーニング代いくらだっつってんの。』




☆☆☆☆☆




レオ「A！どうしたんだその頰！」

零「嬢ちゃんの！愛らしい頰に！痛々しい腫れが！」

斑「ママがそいつの息の根を止めに行くぞお？？」

『うん、ひとまず全員落ちつこうか！
あと斑！お前のは本当シャレになんないからやめろ！！』




過保護な幼なじみと先輩をなだめて10分、ようやく落ち着いた。







『＿＿とまあ、結果はこんな感じ。
あっ、けどあいつらを責めるのは禁止！悪意があってやったわけじゃないし。』

レオ「悪意しかないだろ！Aのばか！！」

司「お、お姉様の玉のように美しい頰をSlap…！？
そのような不届き者、私は断じて許しません！」

嵐「そうよ！レディーの顔を傷つける男なんて最低よォ！」

凛月「……黒魔術、使えないの？」

『やめなさい凛月』





過保護なのはKnightsもだったんか〜い。
いや本当やめてね！？








『少なからず、守沢には操られてるにしては違和感があった。
多分羽風や蓮巳よりは洗脳しきってないって事だと思う。他に意見はない？』





友也「…北斗先輩は、『俺は百合亜先輩を信じたい。
迷っていた俺に答えをくれたのはあの人だから。』って言ってました。」


黒、




紅郎「鉄は…ずっと俺と百合亜の姉御の作る衣装が好きだって言ってたからな。
それが嘘だと分かった今、アイツはきっと迷ってるはずだ。」


グレー、




桃李「英智さまも、弓弦も、きっとまだ洗脳されてる。
あいつは…吉澤百合亜は、fineの『女神』でもあるからね。」


黒、




忍「い、衣更殿はきっとこの状況に
気づいているはずでござる！もちろん神崎殿もでござる！」


グレー、








『…うん。それじゃグレーの人に片っ端から当たってみよう！』




誰かきっと、吉澤の歪みに気がついているはず。

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