This is 逆行story！ ３

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翌日、僕らは捕まりました。

誰に？そりゃ...




「やだほっぺモチモチ！」


「髪サラサラ！羨ましー！｣


「背が高いね〜ホントに中学生？｣


「オドオドしてて可愛い〜｣




アシスタント？の、女の人にですよ。正直めんどくさい。

昨日は見なかったから女子か高校生のだろうけど...遅れそうなんだよね。




日向「離して欲しいです！俺ら雲雀田さんに怒られちゃいます！｣


「じゃあ行こっか〜｣




何故か手を繋がれている状態。

歩くの遅いってば。あーあ。完全に遅刻だ。




ーーーーーーーーーー




目的地に近付くと急に走り出した。

こうなると思った。

全く予想してなかった3人は引っ張られてこけそうになってた。

ちょっと、日向が足怪我したらどうするの？影山も山口も手が命なんだけど？離してくんない？




「迷子の4人お届けに参りました〜｣


日向「！？｣


侑「なんだ迷子か〜...ここ広いもんなぁ。良かった良かった｣


影山「俺は迷子だったんっすね｣


古森「自覚なし！？」


牛島「遅かったな。だから迎えに行くと言ったんだ」


日向「うぅーん...ごめんなさい。迷子の自覚なくて...」


雲雀田「助かった。感謝するよ。君たちは高校生のアシスタントだろう。戻ってもらって構わない」


「はい。ありがとうございました〜｣




ヒラヒラと手を振って体育館から出ていく4人の背中を眺める。




星海「月島も迷子になるんだな｣


月島「...どうやらそう見たいですよ｣




誰が迷子だ。腹立つんだけど。




佐久早「拭け。触られたところ全部だ｣


日向「はぁい｣




日向は馬鹿正直にほっぺから髪、腕を拭いた。




日向「月島〜こういうのって苦い？｣


月島「大丈夫じゃない？」




急に口まで拭きだすからびっくりした。




日向「あの人たち俺の唇引っ張るんだよ。びっくりしちゃうよな｣


『『『『はぁ！？』』』』




日向の後ろとかで触られたところを拭いていた影山と山口がびっくりして顔をあげた。




侑「今日から4人での行動は禁止や。誰かとおってな？あ、光来くんは別。ちっさくて頼りにならへん｣


星海「あぁん？｣


木兎「月島と並ぶとさらに小さいもんな〜｣


星海「でかいヤツらいっぺんここに座れ！！」




上級生がぎゃいぎゃい騒いでる中、佐久早さんは日向を拭いていた。




日向「佐久しゃ...しゃ久...佐久早しゃ...ぐぬぅ...臣しゃ...臣さん！｣




ずぎゃーんと雷が落ちた。

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