This is 逆行story！ ３

115 ページ25

普通リベロが居なくなると守備に不安を覚えるけど、ブラックジャッカルはそうでも無い。




日向「フォローお願いします！｣




日向がドシャットのフォローも、レシーブミスも、大抵カバーするから。

敵に回ると厄介すぎて非常に腹立つ。




日向「宮さん！｣




それで宮さんも派手好きなのをいいことにバックアタックもバンバン打つ。




ア1「スタミナ切れを待つしかないか？｣


影山「無理っすね｣


月島「スタミナ切れるのは...あの運動量ならいつ頃かな？｣


影山「...この試合中はまず切れない。万が一切れても動きは落ちない｣


月島「だね。ま、影山がいない時点で日向の脅威は減ったわけだし...｣


牛島「だとしてもあの起動力は厄介だ｣


月島「なので、道を砕きましょう」




僕はやられっぱなしって大嫌いなんだよね。




ーーーーーーーーーー




日向「はいっ！」



レシーブをしながら何かに気がついたように僕を見た。

ファーストタッチを日向にしてフォローを無くす。

ま、これだけで抑えられるなんて思ってないけどね。




日向「...俺だけ1人なのに蛍は鬼ですねっ！」


月島「僕も負けたくないんだよね。翔陽は僕の手の上で転がってればいいんだよ｣




急に名前呼びでバチバチしだした僕らに周りは目を白黒させる。




日向「月島性格悪い｣


月島「日向は真っ直ぐすぎ｣




背中を叩きあってそれぞれの位置に戻る。

高さのスポーツのバレーで、僕は日向に負けたくない。

116→←114

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す